昨年、千葉ロッテマリーンズが初代チャンピオンの栄誉に輝いたアジアシリーズが今年も開催されます。
日本、韓国、台湾のアジアを代表する野球大国の各国チャンピオンチームに加え、約13億人の人口を誇る中国全土から集められた中国選抜チームの4チームでアジアの覇権を争われるこのシリーズ。チャンピオンVSチャンピオンVSチャンピオンVS13億人の代表が真正面から激突するそのエナジーで東京ドームが燃えています! 注目の初日はどのような対戦になったでしょうか。
▼チャイナスターズ(中国選抜)対LA NEWベアーズ(台湾)はLA NEWが大勝
熱戦のシリーズは、チャイナスターズとLA NEWベアーズの試合で火蓋が切られました。
試合は自力で勝るLA NEWが3回表に1番・ユ・ジンデの犠牲フライで1点を先制。チャイナスターズも4回裏に3連打を含む4安打で2点を奪い逆転。着実にレベルアップする中国野球の片鱗を覗かせました。
しかし、試合の流れは5回表に一気にLA NEWへと傾きます。2つのフォアボールと4番チェン・ジンフェンのレフトスタンド二階席まで届きそうな特大満塁ホームランを含む7本安打で一挙9点を奪取で試合を決めました。
チェン・ジンフェンは8回にもバックスクリーンへ2ランホームランを叩き込むなど4安打6打点の大活躍。昨年まで7年間アメリカでプレーし、シーズン前には毎年トッププロスペクトとして名前を挙げられ、国際大会ではチャイニーズタイペイの4番打者としても活躍していた実力をいかんなく発揮しました。これからの試合でも注目したい選手です。
試合は12対2で大会規定により、LA NEWがチャイナスターズを8回コールドで下しました。LA NEWにとっては、昨年の決勝進出国で今年も決勝進出が有力視されている日本と韓国、二カ国の代表チームに割って入る力があるということを存分にアピールした試合となりました。
チャンスを逃さず怒涛の連打で畳みかけるLA NEW打線。日本ハム、日本一の原動力となった安定感抜群の投手陣がいかにLA NEW打線を抑えるか。こちらも目が離せません。
▼日本ハム(日本)対サムスンライオンズ(韓国)は稲葉の本塁打で勝負あり
第2試合は日本ハムとサムスンが対戦。
日本ハムは入国手続きにの関係で4番打者のセギノールを欠き、既に引退したSHINJOの姿もこのシリーズにはありません。センターにはその意志を受け継いだ森本稀哲が回り、レフトには俊足の成長株紺田敏正が入る新布陣で臨んだ一戦となりました。
試合の方は、日本ハムが4回に稲葉の本塁打で先制すると、1対1の同点で迎えた6回にも再び稲葉篤紀のタイムリーなどで一挙4点をとって勝ち越し。5回途中で先発の八木智哉が肩痛のため降板するというアクシデントがあったものの、押本健彦が好救援で凌いで建山義紀、武田久、MICHEALとつなぐシーズンどおりの継投。終わってみれば7対1と大差で勝利となりました。
★アジアシリーズ 試合試果
<11月9日>
LA NEWベアーズ○12対2●チャイナスターズ(大会規定により8回コールド)
サムスンライオンズ●1対7○日本ハムファイターズ
▼明日はLA NEWと日本ハムが対戦
アジアシリーズは、明日以降、12日(日)まで開催されています。
11日(土)まで各チーム総当たりの予選リーグが行われたあと、12日(日)の決勝戦で予選1位と2位のチームが対戦し、アジアチャンピオンが決します。
日程は以下のとおりです。
チケット情報は下記のアジアシリーズ公式サイトに掲載されておりますので、アジアの野球に興味のある方はぜひ足を運んではいかがでしょうか。
<11月10日(金)>
サムスンライオンズ対チャイナスターズ(12:30試合開始)
日本ハムファイターズ対LA NEWベアーズ(18:30試合開始)
<11月11日(土)>
日本ハムファイターズ対チャイナスターズ(13:00試合開始)
LA NEWベアーズ対サムスンライオンズ(19:00試合開始)
<11月12日(日)>
決勝戦 予選1位チーム対予選2位チーム(18:00試合開始)
<写真>
上・LA NEWの4番打者チェン・ジンフェン。
下・サムスンでは左腕のクォン・ヒョクが好投。日本ハム打線を2回無失点に封じた
アジアシリーズ2006 公式サイト
http://asia.npb.or.jp/
(編集部・池田)