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2008-05-26

下っ端編集部員・池田の「早く1軍になりたい!」 第56回

 どうも、下っ端編集部員の池田です。
 現在、編集部は6月10日発売の『中学野球小僧7月号』が最終追い込み、6月20日発売の『高校野球小僧』が取材の真っ只中ということで、相変わらずのバタバタ状態です。
 そんな中、下っ端は23日(金)に高校野球春季東海大会取材のため静岡へ。
 夏に向けて楽しみな選手も見つかったし、空いた時間には清水エスパルスの練習を見学に行ったり(完全非公開でほとんど見れませんでしたけど…)。
 十二分に静岡を満喫してきました。
 唯一の失敗が、日焼け対策。
 下っ端、5月の静岡の日差しをなめてました。
 半袖のシャツで観戦していたため、両腕が真っ赤っか。
 まるでカープの赤いアンダーシャツを着ているかのようです。
 しばらくは「ヒィッ」と悲鳴を上げながら、お風呂に入る日々が続きそうです。
 みなさん、観戦の際には日焼け対策は万全に。

Otsuka黄色い声援はあまりなかった(?)ものの、男性ファンからは野太い「ツカヤ~ン」という声援を受けていた大塚光二さん

■集え! サラリーマン!!
 東海大会の前日22日、下っ端は西武ドームのグラウンドに立っていました。
 愛用の黒いグラブを左手にはめて、腰をおとし、重心を低くして構えます。
 正面を襲う痛烈なゴロをサッとさばいて、ヒュッとスナップスローで送球。
 以上の出来事、下っ端得意の妄想ではありません。
 すべて、実際に起こったこと、そう事実なのです!!
 ……といっても、もちろん試合での出来事ではありません。
 試合後に行われた「サラリーマンナイト」でのワンシーンです。
 えっ!? 「サラリーマンナイト」をご存じない?
 サラリーマンナイトとは、日々忙しい毎日を送っているサラリーマンやOLのために、試合後のグラウンドを開放し、そこでノックやキャッチボールができるという野球ファン垂涎のファンサービスなのです!
 しかも、ノックはタダのノックじゃないんです。
 ノッカーが高木大成さん大塚光二さんという西武が誇る人気者OBの2名なんです。
 どうですか? 耳をすませば、球団歌の『地平を駈ける獅子を見た』が聴こえてきませんか?

   「サラリーマンナイト」は試合終了後なので、それまではスタンド試合を観たり、報道サロンでプラプラしたりしていました。
 試合終盤、「ノックに備えて、そろそろストレッチでも…」と思っていると、高木さんと大塚さんが登場!
 昨年末の取材でお世話になった大塚さん(その取材の様子はこちら)、およそ半年ぶりの対面です。
大塚さん「今日は誰の取材?
下っ端 「大塚さんのノックを受けに来ました!
大塚さん「ホンマかいな~
下っ端 「ホンマです
大塚さん「『野球小僧』、恐ろしいなぁ~
 え~、最高の褒め言葉をいただきました。
 それから試合終了まで大塚さんと高木さんのダブル解説状態で試合を観ることができました。
 もしもタイムマシーンがあるなら、10年前に戻って中学生の下っ端に言ってやりたい。
「お前、10年後、高木大成と大塚光二に挟まれて西武とヤクルトの交流戦を見ることになるよ!」って。
「はぁ? っていうか『交流戦』って何?」
 中学生の下っ端は、きっとこう言うんだろうなぁ。
 

Taiseiotsukaみんなで記念撮影。一体感のあるステキなファンサービスでした

 さて、本番の「サラリーマンナイト」ですが、これがもう大盛況。
 試合終了後という遅い時間にもかかわらず、ナント1200名もの参加者が!
 そんな中で下っ端は栄えあるトップバッターとして、高木さんのノックを受けさせてもらいました。
 いや~、緊張しました。
 無事にキャッチして、ヒョイっとボールを投げると、周りのファンの皆さんから暖かい拍手が。
 ビバ! サラリーマンの連帯感!
 難しいボールをキャッチしたりする人がいると、どこからともなく歓声や拍手が起こるんですね。
 これを「一体になる」と言わずに、何をそう言えばいいのでしょうか。
 選手と接することができるファンサービスは他にもたくさんありますが、ファン同士がここまで空気を共有できるステキなファンサービスが他にあったでしょうか?
 サラリーマンも気楽な稼業ではなくなった今日この頃。
 終電間際の西武線車内、グラブを抱えたサラリーマンの皆さんの姿に、「明日も頑張れそうだ」と思った下っ端、社会人3年目の春。

池田勇樹(いけだ・ゆうき)
▼1983年生まれ、東京都出身。編集部員。右投右打。180センチ90キロ。都立国分寺高から法政大を経て、2006年4月白夜書房にテスト入団。同7月『野球小僧』編集部配属。酒と読書と筋トレをこよなく愛す。でっかいカメラを担いで清水エスパルスの練習場近くでプラプラしていると元日本代表の某選手に話しかけられました。「取材ですか?」「はい」「何の取材ですか?」「野球の取材です」「…野球ですか」「すみません」「…でも、僕、野球も結構好きです」。何だか気をつかわせてしまいました。応援してます。

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