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2007-08-31

『中学野球小僧』編集部の取材日誌(8月31日)

▼静岡交歓会の取材に行ってきました!

March100以上のチームが次々に行進する光景は圧巻だ!

 8月12~14日まで、静岡の東海大学松前球場や東海大学翔洋中学校野球場などで行なわれた「中学軟式野球交歓会 静岡大会」の取材に行ってきました。
 中学軟式野球界では、選手や指導者が交流を深める「交歓会」が全国で頻繁に行なわれていますが、「静岡交歓会」の規模は全国でも有数のもの。13回目を迎えた今年も、100近い中学校のチームと、20以上の学童のチームが集まりました。この3日間で試合を繰り返し、新チームの課題やこれからの目標を決めるチームも多いようです。
 

▼入場行進でチームの強さがわかる!?

 大会実行委員長の東海大翔洋中学校・弓桁義雄監督が強くこだわるのが、初日に行なわれた開会式。参加全チームの選手が入場行進を行います。中学軟式野球では大きな大会に出場しない限り、なかなか入場行進をする機会がありません。選手たちにとっては貴重な体験です。
 100以上のチームが次々と後進する光景は、まさに壮観! この時期なので、選手の掛け声、手と足の動きが合っているチームはなかなかありませんでしたが、手と足がしっかり上がっているだけでも、強そうに見えました。
 2年前の全国中学校軟式野球大会(全中)で準優勝した宮城・利府町立しらかし台中学校猿橋義宏監督は、「行進を見れば、選手のことがわかる」と教えてくれました(2005年『中学野球小僧』11月号参照)。真剣に行なえば、行進はそれだけでものすごい運動量になります。しっかり行進できるチームは、強いチームと言えるかもしれません。
 

Mental_training試合後、選手は体育館に集合。メンタルトレーニングについて真剣に聞いた

▼メンタルトレーニングでやる気を高める!

 初日の夜には、東海大学体育学部高妻容一氏が、メンタルトレーニングについて講演を行ないました。練習試合後にも関わらず、選手たちは元気そのもの。効果的な目標の設定法や練習法を、選手や指導者たちが真剣に聞いていました。
 例えば、日頃行なう素振りでも、対戦しているピッチャー、ランナーの位置やイニングなどの場面、球種やコースまで想定すると、効果が上がるとのことでした。

 その他、練習試合で光った選手など、静岡交歓会の内容を次号10月10日発売『中学野球小僧』11月号でお伝えします。お楽しみに!

(『中学野球小僧』編集部・安藤)

都市対抗野球大会8日目

 東京ドームで行われている第78回都市対抗野球大会は大会8日目。今日も両サイドの応援席は元気に盛り上がっています。試合結果は以下のとおりです。

[第1試合]
JR東日本 4-0 日本生命
 JR東日本は2回に6番・澤文昭の二塁打で先制すると、3回、8回は4番・片岡昭吾のタイムリーなど打線が機能して4得点。守っては先発左腕の斎藤貴志が5安打完封で完勝した。

[第2試合]
東芝 4-3 NTT信越クラブ
 東芝が西郷泰之(補強選手・三菱ふそう川崎)の活躍で逆転勝利。西郷は2点差で追う7回に同点ソロ、延長10回裏にはサヨナラ本塁打。全日本でも長年四番に座るだけの貫禄を示した。NTT信越クラブも敗れたものの、中盤に一時勝ち越すなど健闘が光った。

[第3試合]
西濃運輸 0-2 松下電器
 松下電器は3回に1番・大江伸宏の三塁打で先制。6回には3番・甲斐俊治のライトオーバーの二塁打で追加点を挙げた。守っては先発の山本隆之が6回以降ノーヒットピッチングで完封。西濃運輸は初回の先制機に得点できずリズムに乗れなかった。

(編集部・社会人野球担当)

2007-08-30

都市対抗野球大会7日目

 東京ドームで行われている第78回都市対抗野球大会。今日から大会7日目。いよいよ2回戦に入ります。
 試合結果は以下のとおりです。

[第1試合]
富士重工○3対0●四国銀行
 0対0で迎えた8回裏。富士重工は4番・林稔幸のタイムリー2ベースなどで一挙に3点勝ち越し。小出琢磨→平井英一の完封リレーで準々決勝一番乗り。

[第2試合]
鷺宮製作所○6対1●新日本石油ENEOS 
 32年ぶり初戦突破で波に乗る鷺宮製作所は1点ビアインドで迎えた5回に7番・関大輔の2ランホームランなどで逆転。7回にもダメ押しの3点を挙げて試合を決めた。

[第3試合]
王子製紙○2対1●熊本ゴールデンラークス 
 王子製紙が劇的なサヨナラ逆転ホームランで勝利。熊本ゴールデンラークスは、5回表に一死満塁から8番・下田貴之のショートゴロが併殺崩れになる間に1点を先制。先発、香月良仁が8回まで3安打無失点に抑えていたが、最後の最後に痛恨の一発を浴びた。

(編集部・社会人野球担当)

2007-08-29

都市対抗野球大会6日目

 東京ドームで行われている第78回都市対抗野球大会。大会6日目となる今日が1回戦最後の3試合。これでようやく全チームが登場となりました。試合結果は以下のとおりです。

Yamamoto 第3試合で三菱自動車岡崎相手に粘り強く好投した山本隆之(松下電器)

[第1試合]
日本生命○6対4●三菱重工神戸
 4対2で迎えた8回表、三菱重工神戸は無死満塁から5番・義積司のショートゴロと6番・大嶋将也(補強選手・新日本製鐵広畑)のライトフライで同点に追いついたが、その裏日本生命が3番・高橋英嗣の2点二塁打で再び勝ち越し。6回から登板のベテラン土井善和がその後を締めて試合を決めた。

[第2試合]
JR北海道○4対3●日本新薬
 日本新薬・高尾昌明(補強選手・ニチダイ)とJR北海道の清野隼斗の両2番手投手がともに好投し、3対3で迎えた9回裏。JR北海道は1番・沖津大和のサヨナラ本塁打で劇的な大会初勝利を飾った。

[第3試合]
松下電器○5対4●三菱自動車岡崎
 壮絶な延長戦となった試合は、13回裏に7番・新田玄気のヒットでサヨナラ勝ち。先発・山本隆之は176球の熱投で最後まで投げきった。

(編集部・社会人野球担当)

2007-08-28

都市対抗野球大会5日目

 東京ドームで行われている第78回都市対抗野球大会。大会は5日目に突入しました。試合結果は以下のとおりです。

[第1試合]
セガサミー●1対2○西濃運輸 
 西濃運輸はセガサミー先発の南大介から5回に大野正義、8回には松本洋介の両ソロ本塁打で2点をリードすると、先発・佐伯尚治から白倉昌章(補強選手・三菱重工名古屋)のリレーで逃げ切った。

[第2試合]
日本通運●3対6○NTT信越クラブ 
 序盤は打撃戦となった試合は、2回に野上健(補強選手・TDK千曲川)の本塁打など2、3回で5点を奪ったNTT信越クラブが中盤以降、日本通運の打線を無失点に抑えて完勝。

[第3試合]
明治安田生命●0対1○ヤマハ
 ヤマハは毎回のように安打が出ながら、明治安田生命・鈴木亮の前に得点を挙げられずにいたが、8回に3番・マガリャエス・チアゴの豪快な一発で1点勝ち越し。小刻みな継投でリードを守り切った。

(編集部・社会人野球担当)

2007-08-27

都市対抗野球大会4日目

 東京ドームで行われている第78回都市対抗野球大会。大会4日目です。試合結果は以下のとおりです。

Uchida 第1試合は延長戦に突入。10回裏に内田大輔のサヨナラヒットで四国銀行が勝利

[第1試合]
岩手21赤べこ野球軍団●1-2○四国銀行
 1対0で四国銀行リードのまま迎えた9回表。岩手21赤べこ野球軍団は代打・安田慎太郎の本塁打。試合は延長戦にもつれたが、10回裏に四国銀行が3番内田大輔のヒットでサヨナラ勝ち。2回戦にコマを進めた。

[第2試合]
TDK●1-4○熊本ゴールデンラークス
 熊本ゴールデンラークスは3回に1番・熊丸武志(補強選手・Honda熊本)の2ラン本塁打で先制すると、4回にも2点追加。昨年の覇者・TDKの反撃を川畑、浜野のリレーで1点に凌ぎ快勝。

[第3試合]
七十七銀行●0対10○東芝(7回コールド)
 クリンアップを補強選手で固めた重量打線の東芝が初回から猛威を振るい、石塚信寿(補強選手・三菱ふそう川崎)の満塁ホームランなどで初回に5得点。その後も中盤に得点を重ねて七十七銀行に圧勝。7回コールドで2回戦にコマを進めた。

(編集部・社会人野球担当)

2007-08-26

下っ端編集部員・池田の「早く1軍になりたい!」 第19回

 どうも、下っ端編集部員の池田です。
 劇的な幕切れを迎えた甲子園から、ひと息つく間もなく都市対抗が開幕しました。
「野球の夏はまだまだ終わらねぇぜ」って感じですね。
 嗚呼、この夏よ。どうか一生続いてくれないか。

Subaru_2新チームが猛練習に励む京都すばる高校野球部。この中に混ざって中村憲投手も汗を流している

■そうだ、京都へ行こう!
 編集部は現在、9月10日発売の『野球小僧10月号』の編集作業で青息吐息のヒィヒィ状態です。
 そんな中、下っ端・池田が思いました。
「そうだ、京都へ行こう」
 ということで、今週は京都で取材をしてきました。
 東京駅から新幹線に3時間近く揺られて、お昼頃に京都に到着しました。
 目指すは今回のターゲットである「未完の大型サウスポー」こと中村憲投手のいる京都すばる高校です。
 今夏の京都府大会では決勝戦で、本田拓人投手らを擁する京都外大西に惜敗し、甲子園の舞台に立つことは叶いませんでしたが、来るべき上のステージでのプレーのために、今も練習を続けている中村投手。
 撮影のため、ブルペンに入ってもらったのですが、フォームはしなやかで、何より指のかかりが抜群でした。本人は「1週間ぶりに投げたんで…」なんて謙遜してましたけどね。これが本調子だったら、俗にいう「浮き上がるような球」になるんでしょうね。あのブルペンを見て、ますます上のレベルでマウンドに立つ姿が見たくなりました。
 それと話をしていて感じたのは「すごく頭のいい選手だなぁ」ということ。目の付け所も独特で「へぇ~、そんなところを注目して見てるのか」と驚かされることもありました。
 この取材の模様は『野球小僧10月号』でお伝えします。楽しみにお待ちください!

■京都の夜はオトナの時間
 京都すばる高校での取材を無事に終えると、その足で梅小路公園という大きな公園に向かいました。『野球小僧』読者コーナー内で密かな人気を誇る(?)「公園キャッチボールがやめられない」の取材のためです。
 公園に向かうタクシーの中で運転手さんから「こんなクソ暑い中、ようキャッチボールなんてやらはりますね」という温かい励ましの声を受けて、Let's キャッチボール! 
 小中学生を中心とする多くのキャッチボーラーと心を通わせることに成功しました。
 彼らと話をしていて驚いたのは「甲子園で見て、『イイな』と思った選手って誰
」の問いに、ほとんどの子が「森田!(貴之・大垣日大)」と答えていたことです。春からの成長はもちろんですが、「クールでカッコイイ」ところが、イイそうです。
「クールでカッコイイ」。下っ端も1度くらいそんなことを言われてみたいものです…。

Bar_3FENWAY PARKの店内はレッドソックスグッズが所狭しと並ぶ!

夜は同じく読者コーナー内で熱狂的なファンがいるとかいないとかでお馴染みの「野球居酒屋」のコーナーの取材で京都市役所前駅からほど近いバー「FENWAY PARK」へ。
 いや~、お酒の品揃えが抜群! 野球ファンのみならず、純粋な酒ファンにも是非、足を運んでいただきたい名店でした。
 ちなみにこの日、無類の酒好き下っ端・池田が飲んだ銘柄は「むろか(焼酎)」、「マッカラン12年(ウィスキー)」、「アードベッグ アリーナムビースト(ウィスキー)」、「サムエル・アダムス(ボストンビール)」などなど。お酒を飲めない未成年の読者は「なんのこっちゃ」でしょうが、お酒が好きな読者の方には「下っ端のくせにイイモン飲んでんじゃねぇーよ!」という感じでしょう。
「京都に立ち寄る機会があったら、必ず、寄ろう!」
下っ端がそう心に誓うほど素敵なお店でした。
 そんな素敵なお店に出会ってしまえば、終電の新幹線が落雷の影響で大幅に遅れて、家に帰れなくなってしまったことなんて、本当に小さなことですよ。
 
 さて、そろそろ編集作業に戻ります。それでは、また来週!

池田勇樹(いけだ・ゆうき)
▼1983年生まれ、東京都出身。編集部員。右投右打。180センチ90キロ。都立国分寺高から法政大を経て、2006年4月白夜書房にテスト入団。同7月『野球小僧』編集部配属。酒と読書と筋トレをこよなく愛す。学生時代はバイトもせず、競馬のみで生計を立てていたギャンブラー。昨冬のボーナスは2分30秒の有馬記念ですべて消えた。三連複を購入して、1、3、4着。当たっていれば、年収に匹敵する額を手にできたはずだが。世の中は簡単ではないことを学んだ。

※池田くんの記事に対するコメントを募集しています
ご意見、励まし、質問等々何でも構いません。ぜひ記事下のコメント欄にお書き込みください。本人が誠心誠意を持ってご返答致します。(誹謗、中傷、記事と関係ない広告等については、編集部の判断で承認を見送ることがありますのでご了承ください)。

都市対抗野球大会3日目

 東京ドームで行われている第78回都市対抗野球大会。大会は3日目に突入しました。試合結果は以下のとおりです。

[第1試合]
富士重工○4対3●ホンダ鈴鹿
 1対1で迎えた7回表。ホンダ鈴鹿は8番・西崎和成の二塁打などで2点を勝ち越したが、8回裏に富士重工が3番・岩元信明のタイムリーと4番・林稔幸の二塁打で逆転。接戦を制した。

[第2試合]
NTT西日本●0対3○トヨタ自動車
 トヨタ自動車は3回、走者2人を置いて高阪行俊がバックスクリーンへ3ランホームランを放って先制すると、投げては先発左腕の服部泰卓がNTT西日本を散発6安打に封じて完封。2回戦にコマを進めた。

[第3試合]
新日本石油ENEOS○3対1●大阪ガス
  新日本石油ENEOSは、3回に1番・吉浦貴志(日産自動車・補強選手)と3番・柳田俊幸のタイムリーで2点を先制。1点差に迫られた後の8回には宮澤健太郎の三塁打で1点追加。そのリードを広瀬繁→清見賢司→田澤純一の継投で逃げ切った。

(編集部・社会人野球担当)

2007-08-25

都市対抗野球大会2日目

 東京ドームで行われている第78回都市対抗野球大会。本日は大会2日目。いよいよ本格的なスタートです。
 試合結果は以下のとおりです。

Watanabe劇的な代打サヨナラ安打を放った王子製紙・渡邊悟

[第1試合]
住友金属鹿島●2対3○王子製紙
 両チームとも中盤までの失点を継投策で最小限に抑え、膠着状態で2対2迎えた9回裏。王子製紙は代打・渡邊がサヨナラヒットを放ってサヨナラ勝ち。

[第2試合]
JFE西日本●2対7○JR東日本
 JR東日本は2対2で迎えた5回表に向後光洋(NTT東日本・補強選手)の適時打などで2点を勝ち越し。7回にも3点を挙げて試合を決めた。

[第3試合]
鷺宮製作所○9-4●三菱重工広島
 4対3出迎えた8回裏。鷺宮製作所は1死一・三塁のチャンスから失策とボークで逆転すると、この回一挙に6得点。32年ぶりの初戦突破となった。

(編集部・社会人野球担当)

【野球写真館】 vol.197 走れICHIRO!

 5月2日のブログ記事(http://kozo.boxerblog.com/kozo/2007/05/vol189_4b7a.html)から突然復活した「野球写真館」。もとは『野球小僧』公式HPhttp://www.byakuya-shobo.co.jp/kozo/)でひっそり更新されていたコーナーです。

 編集部写真担当“撮っとこイノ太郎”が、『野球小僧』のドラフト候補選手名鑑やスカウティングレポート用に撮り歩いた写真を紹介します。

vol.197 走れICHIRO!
Safecofield040606_2

 2001年シーズンに116勝して以来急降下、プレーオフどころか地区最下位が定位置になりつつあったマリナーズが、今季は例年になく元気! きょう現在首位エンゼルスに2ゲーム差、プレーオフ進出ポジションに食らい付いています。
 チームの中心で何をさけんでいるのかいないのか、毎年欠かさず200安打(今年ももうすぐ)以上を放っているICHIRO SUZUKI。 走れなんていまさら言わなくてもキッチリ仕事する男でしょうが……契約延長を決めたこのリードオフマンに、あらためて注目です。

2004年6月6日、セーフコフィールド(ワシントン州シアトル)にて撮影

※このコーナーは隔週で水曜日近辺に更新いたします。

過去、このブログに掲載された【野球写真館】は→こちら
(右側の「カテゴリー」にもリンクがあります)

vol.188以前は→こちらからご覧ください


Ino●撮っとこイノ太郎(イラスト/横山英史)
 1968(昭和43)年、神奈川県生まれ。山羊座のB型で、最近聞かなくなった動物占いではコアラ。『野球小僧』編集部最古参の編集部員にして写真担当。硬式歴は皆無だが、一応右投両打。10年近く前、いろんな出会いに恵まれて『野球小僧』と関わり、現在に至る。02年末に生まれた可愛くて可愛くてしかたがない長女に加え、2006年には待望の長男も誕生した。2児の父となり、公私混同にますます拍車がかかりそうな今年39歳。

2007-08-24

第78回 都市対抗野球大会が開幕

▼年に1度の社会人野球最高峰の大会始まる

 本日より、社会人野球の祭典、第78回都市対抗野球大会が東京ドームで開幕しました。
 各地区の代表決定戦を勝ち進んだチームに補強選手を加えた各都市32チームが、日本一を競って12日間にわたって熱戦を繰り広げます。

 開会式が行われた本日は1回戦のホンダ対三菱重工長崎戦の1試合が行われました。以降は1回戦~準々決勝まで1日3試合のペースで試合が進みます。
 果たして、今年はどこが優勝旗の「黒獅子旗」を得ることができるでしょうか? 大変楽しみです。

[第1試合]
ホンダ●4対6○三菱重工長崎
 ホンダが3対1でリードして迎えた6回。三菱重工長崎は4番伊藤の同点2ランと下位打線の長打で一挙に逆転。そのまま逃げ切った。

(編集部・社会人野球担当)

『中学野球小僧編集部』の取材日誌(8月24日)

▼全中の取材に行ってきました!

Kadena 優勝した嘉手納中学校。投打ともに全国屈指のレベルだった

 8月19日から22日まで秋田県で開催された、第29回全国中学校軟式野球大会(全中)の取材に行ってきました(19日は開会式のみ)。北海道から九州、さらに開催地の秋田県から1チームが出場し、全16チームのトーナメント戦で日本一を決めます。
 ちなみに、最も多かったチームで、全国大会出場のために必要だった連勝数はなんと15! 全国大会出場の難しさがうかがえる数字だと思います。

         

▼沖縄対決を制した嘉手納中が日本一に!

 決勝進出を決めたのは、ともに沖縄の中学校。九州地区第一代表の嘉手納(かでな)町立嘉手納中学校と同じく第二代表のうるま市立与勝中学校です。全中で同県同士の中学校が対戦するのは、今回が初めてのことです。
 両チームとも、ひとつでも先の塁を狙う姿勢などが素晴らしく、かなり鍛え上げている様子でしたが、それよりも印象的だったのが選手たちの動き。全身しなやかなバネから生まれるプレーは、高校生と見間違えてしまうほど高レベルでした。  
 とくに、嘉手納中のエース・池原有、キャッチャー・真謝(まじゃ)博哉、センターで4番の津波古隆太、与勝中のエース・儀間弘樹、キャッチャー・桑江圭佑、ショート・山根直樹、彼らの動きはもうバツグン! 高校野球でも活躍してくれる予感大ですので、ぜひ、名前を覚えてください。
 決勝戦は、嘉手納中が4対1のリードで迎えた6回表に、四球と単打を絡めて6点を奪うと、知念-池原の投手リレーで与勝中打線を3点に抑えて、10対3で日本一を決めました。

      

▼キャッチャーのレベルが高かった!

Maja嘉手納中のキャッチャー・真謝博哉は、送球から捕球の動きがとても速かった

 3日間で8試合見ましたが、どのチームもキャッチャーがうまくて驚きました。イニング間のセカンドスローで「これは盗塁が難しそうだ」と思えてしまいます。スローイングだけではなく、キャッチング、ショートバンドの止め方も上手です。なかでも、思わず唸ってしまったのが、先ほども紹介した日本一に輝いた嘉手納中のキャッチャー、真謝博哉です。
 捕球から送球までのスピードがとにかく素早く、そして投げるボールの速さ、コントロール、ともに素晴らしかったです。捕球点が体に近いので、スムーズに送球の動きにつながっているように思いました。
 準決勝の高砂市立荒井中学校(兵庫県)戦では、無死満塁のピンチの場面で、三塁エンドランを試みた荒井中の三塁ランナーを、二度も刺しました。

 その他、全中で光った選手やチームについては、『野球小僧』9月号、『中学野球小僧』11月号でお伝えしますので、どうぞお楽しみに。

(『中学野球小僧』編集部・安藤)

2007-08-23

鉄は熱いうちに打て!? 夏の甲子園ベストゲーム&ベストプレーヤー大募集

読者のみなさんが選ぶBG&BPは?

 昨日、劇的な逆転満塁本塁打で佐賀北高が日本一に輝いた全国高等学校野球選手権大会。
 みなさんの記憶が熱いうちに今大会のベストゲームとベストプレーヤーを募集したいと思います。
 以下のルールを順守して頂きまして、コメント欄の方にどしどし書き込みください。

 書き込み頂いた方全員に「野球小僧うちわ」を1枚プレゼントいたします。
 甲子園はひとまず終了しましたが、明日からは都市対抗が開幕し、すでに一部地方では高校新チームの秋季地区大会が始まっております。そして、9月に入れば大学野球の秋のリーグ戦が始まり、プロ野球のペナントレースもいよいよ大詰めを迎えるということで、まだまだうちわが活躍する場があるでしょう。
 厳しい残暑を吹き飛ばし、ぜひ秋の野球シーズンに向けてスムーズなスタートを切ってください。

■コメント書き込みルール
・お名前はハンドルネームで結構です。

・おひとりにつき、1つの書き込みまでとします。

・この記事のコメント蘭に今大会のベストゲームを1試合とベストプレーヤーを1名挙げて頂き、それぞれその理由を綴ってください。
(記入形式)
●ベストゲーム 広陵対佐賀北
<理由>ああああああああああああああああああああああああああああ
●ベストプレーヤー 副島浩史(佐賀北)
<理由>ああああああああああああああああああああああああああああ

・理由については、最大200字程度までとしてください。あまりに長い場合は公開を見送る場合がありますのでご注意ください。

・書き込み頂いたコメントはすぐには公開されません。数時間に1度、まとめて承認いたしますので、すぐに画面に表示されないからといって同じ内容のコメントを繰り返し書き込むことのないようご注意ください。

・締め切りは明日24日(金)の夜12時までのタイムスタンプが記録されている書き込みまでとします。

・コメントが公開された方は、確認後、編集部のメールアドレス(kozo@byakuya-net.co.jp)の方へ、以下の要領でメールでお知らせください。追って編集部より発送いたします。

 件名:甲子園BG&BPうちわプレゼント

 本文:うちわ送付先の住所と氏名を記載してください

(編集部・高校野球取材班)

2007-08-22

全国高等学校野球選手権大会 15日目

 甲子園大会は15日目。ついに決勝戦です。
 試合結果と注目選手の成績は以下のとおりです。

※注目選手とそのコメントは、『野球小僧8月号』の「ドラフト候補&有望選手リスト」に掲載されている選手とその内容を再掲しております。

[決勝]
広陵(広島)●4対5○佐賀北(佐賀) 
 どちらが勝っても初優勝の決勝戦。4対0で広陵がリードして迎えた8回裏。佐賀北は1死満塁から押し出し四球のあと、3番副島の満塁ホームランが出て一挙逆転。9回表の広陵最後の攻撃を抑えて頂点に立った。

<広陵>
野村祐輔(3年/176センチ66キロ/右右)

・スライダーを武器に走者を背負ってから揺らぎのない芯の強い投球。試合を作れる投手に
・1回戦 8番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打/9回 被安打9 奪三振3 失点4
・2回戦 8番ピッチャーで先発出場/4打数 3安打/5回2/3 被安打5 奪三振3 失点2
・3回戦 8番ピッチャーで先発出場/3打数 3安打 2打点/6回1/3 被安打3 奪三振5 無失点
・準々決勝 8番ピッチャーで先発出場/4打数 2安打/8回 被安打9 奪三振12 失点1
・準決勝 8番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打 1打点/9回 被安打12 奪三振12 失点3
・本日 8番ピッチャーで先発出場/3打数 1安打 2打点 1死球/8回 被安打5 奪三振12 失点5

土生翔平(3年/178センチ75キロ/右左)
・スイングスピード抜群でライナー性の弾道で通算30弾以上の長打力。キャプテンシー光る
・1回戦 3番サードで先発出場/2打数 1安打 3四死球
・2回戦 3番サードで先発出場/4打数 0安打 2四死球
・3回戦 3番サードで先発出場/5打数 1安打
・準々決勝 3番サードで先発出場/3打数 2安打 2打点 2四死球
・準決勝 3番サードで先発出場/4打数 2安打 1打点 1本塁打
・本日 3番サードで先発出場/5打数 1安打 1四球

檪浦大亮(3年/166センチ62キロ/左左)
・夏予選を目前に打球の飛距離が飛躍的アップ。走攻守のスピード、実戦力、球際の強さ◎
・1回戦 1番センターで先発出場/3打数 1安打 1打点 2四死球
・2回戦 1番センターで先発出場/4打数 1安打 1打点 2四死球
・3回戦 1番センターで先発出場/5打数 2安打 2打点
・準々決勝 1番センターで先発出場/5打数 2安打 2打点
・準決勝 1番センターで先発出場/4打数 0安打
・本日 1番センターで先発出場/3打数 1安打 1打点 1死球

<佐賀北>
喜多勇平(3年/187センチ85キロ/右右)

・巨体から豪快に投げ下ろす剛球。速球と4種の変化球で長い救援もこなす久保貴大との2本柱
・これまで試合は出場なし
・本日 出場なし

(編集部・高校野球取材班)

2007-08-21

谷上史朗レポート ナニワのゴジラ奮闘記-第51回-

070821okada_running_2 2006年4月1日より始まったオリックス・バファローズ岡田貴弘選手レポート。今週から51回目。新たな気持ちでスタートいたします。

 高校時代、その風貌やスケールの大きな打撃がヤンキース松井秀喜選手を彷彿とさせることから、「ナニワのゴジラ」という異名がついた岡田選手。2005年の高校生ドラフトでオリックス1位指名を受け、昨年はフレッシュオールスターで本塁打を放つなど、主にファームで経験を積みました。
 飛躍が期待された2年目はキャンプを1軍で過ごしたものの、開幕は2軍スタート。しかし、春先の不振からは立ち直りを見せ、日本代表の中軸として、現在、オリンピックプレ大会に出場しています。
 そんな「ナニワのゴジラ」が奮闘する姿を、大阪・履正社高校時代から取材し続けてきたライターの谷上史朗氏の視線でレポートいたします。今回はどんな内容になったでしょうか?

いざ北京へ

070821okada_up岡田は代表チーム合流後、北京入り前の練習試合や一次予選で得点に絡む活躍を見せている

 前回の更新日に行われた松下電器との練習試合では、4回に左中間へ一時勝ち越しとなるタイムリーツーベース。翌日の三菱重工神戸との一戦でも8回に逆転の左中間スリーベース。甲子園取材でどちらも見ることはできなかったが、ジャパン入りの前から感じていた上昇気配が結果に表われてきた。
 そして16日に北京入りし、18日からはいよいよ一次予選がスタート。その初戦は延長11回に大和(阪神)のサヨナラタイムリーで辛うじて勝利。チェコのレベルがよくわからないが、このスタートはどうなのだろう。この試合については岡田関連のニュースは伝わってこず。
 しかし、続くフランス戦。やはり延長となった11回に5番・岡田が決勝タイムリー。チームとしての引き続きの戦いぶりはともかく、ジャパン入り後の岡田は見出しになる活躍を続けている。
 そして3戦目の中国戦は7-1で圧勝し、22日からは決勝リーグが始まる。しかし残念ながら、今は伝わってくる情報しか僕の元にもない。
 そこで今回は前回に続き、ジャパン合宿中に聞いたインタビューの一部を紹介することにした。北京での活躍を浮かべながら読んでみてもらいたい。

070821_hoshino代表監督の星野仙一氏。今回のプレ大会では、本番に向けての情報収集も大きなウエートを占める

ジャパンのユニホーム

谷上 ジャパンのユニホームを着た感想は?
岡田 やっぱりいいすねえ。重みを感じます。高3の夏が終わってから大阪と兵庫の代表チームで台湾に行ったことがあるんですけど全然違いますし。
谷上 チームの雰囲気も引き締まってる?
岡田 まだ練習なんで、そこまでというのはないですけど。現地に入って戦いが始まったら緊張感も増してくると思います。
谷上 一緒にやれることを楽しみにしていた星野(仙一・代表監督)さんの印象は?
岡田 違いますねえ。やっぱりオーラがあるっていうか全然違います。
谷上 星野さんから何か言われたことは?
岡田 田淵(幸一・代表コーチ)さんからはよく話しかけてもらうんですけど、星野さんはブルペンにいることも多いんで特には…。最初のミーティングの時には「とにかく全部勝って帰るからな」と言ってました。
谷上 もちろん、そのつもりやんな。
岡田 はい。相手のチェコ、フランス、中国ってどんな選手で来るんですか?
谷上 いや、俺も知らんけど、そういうデータはチームにないの?
岡田 今のところ相手の情報は何にもないですね。
谷上 ぶっつけで行っても勝たなあかん相手やけど、そういう感じなんかな。

ファーストの守備

谷上 いろんなチーム、アマチュアからも選手が集まってるけど。
岡田 知った選手も少しいますし、楽しくやれてます。
谷上 例えば?
岡田 大和は普段のウエスタンのゲームから会うといろいろしゃべってるし、若竹(竜士・阪神)は子供の時から知り合いなんでアドレスなんかも知ってるし。あと、今一番一緒にいるのは吉田(圭・広島)さんです。
谷上 中軸でファーストを争う“ライバル”や。
岡田 (笑)メンバーを見ると吉田さんと僕くらいしか真ん中を打ちそうな選手はいないのは確かですけど。
谷上 守備はファーストって言われてる?
岡田 いや、まだ何も。練習で(シートに)ついてるのは僕と吉田さんだけなんでどっちかにはなるでしょうけど。
谷上 ファーストの守備では負けてないやろ?
岡田 いや、吉田さんも普通に上手いですよ。
谷上 そうなん? でも、ブログでもいつも書いてるけど、守備の上達はなかなか。
岡田 どうなんですかねえ。でも、田淵さんからもちょっと言ってもらいました。「結構、上手いな」って。まあ、去年よりは、ましになったとは思うんですけど。

実のある代表参加

070821okada_meeting_3代表合宿でチームメートと並ぶ岡田(右から2番目)

谷上 吉田らとはバッティング技術の話とかもする?
岡田 僕が聞くのが多いですね。嶋(重宣・広島)さんの話とかも聞いて勉強にもなってます。
谷上 例えば?
岡田 タイミングの取り方とか、左ピッチャーに対する待ち方とか。
谷上 なかなかオリックスには岡田タイプのバッターがおらんから、いろいろ見て、聞けるのという意味でも意味のあるジャパン入りやな。
岡田 そうですね。いろいろ身につけて帰りたいです。
谷上 改めて前哨戦に向けての決意を。
岡田 やっぱり、星野さんが言ったように、全部勝つだけなんで、チームに貢献できるように頑張ります。
谷上 勝つのは当たり前やけど、圧勝するくらいの気持ちでいってほしいな。
岡田 はい。
谷上 特に不安もなしか。
岡田 野球では特にないですけど、北京っていうのがちょっと。
谷上 どういうこと? 海外は苦手とか?
岡田 それは別に大丈夫と思うんですけど、北京は水もダメで、空気も結構汚れてるらしいんで。マスクをしょっちゅう持ってないといけないとかって注意もありましたし。そういうのがちょっと。
谷上 そういうことか。戻ってきたらもう残りシーズンもわずかになってるし、体調にも気をつけながらの活躍を期待してるわ。
岡田 はい、頑張ります。

(取材・本文/谷上史朗)

このシリーズは、今後、毎月1日、11日、21日に更新しています。次回更新は9月1日の予定です。

全国高等学校野球選手権大会 14日目

 甲子園大会は14日目。残るは準決勝と決勝のみとなりました。
 試合結果と注目選手の成績は以下のとおりです。

※注目選手とそのコメントは、『野球小僧8月号』の「ドラフト候補&有望選手リスト」に掲載されている選手とその内容を再掲しております。

[第1試合]
常葉学園菊川(静岡)●3対4○広陵(広島)
 4対1で迎えた最終回。常葉学園菊川の猛反撃を2点に留めた広陵が決勝進出

<広陵>
野村祐輔(3年/176センチ66キロ/右右)

・スライダーを武器に走者を背負ってから揺らぎのない芯の強い投球。試合を作れる投手に
・1回戦 8番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打/9回 被安打9 奪三振3 失点4
・2回戦 8番ピッチャーで先発出場/4打数 3安打/5回2/3 被安打5 奪三振3 失点2
・3回戦 8番ピッチャーで先発出場/3打数 3安打 2打点/6回1/3 被安打3 奪三振5 無失点
・準々決勝 8番ピッチャーで先発出場/4打数 2安打/8回 被安打9 奪三振12 失点1
・本日 8番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打 1打点/9回 被安打12 奪三振12 失点3

土生翔平(3年/178センチ75キロ/右左)
・スイングスピード抜群でライナー性の弾道で通算30弾以上の長打力。キャプテンシー光る
・1回戦 3番サードで先発出場/2打数 1安打 3四死球
・2回戦 3番サードで先発出場/4打数 0安打 2四死球
・3回戦 3番サードで先発出場/5打数 1安打
・準々決勝 3番サードで先発出場/3打数 2安打 2打点 2四死球
・本日 3番サードで先発出場/4打数 2安打 1打点 1本塁打

檪浦大亮(3年/166センチ62キロ/左左)
・夏予選を目前に打球の飛距離が飛躍的アップ。走攻守のスピード、実戦力、球際の強さ◎
・1回戦 1番センターで先発出場/3打数 1安打 1打点 2四死球
・2回戦 1番センターで先発出場/4打数 1安打 1打点 2四死球
・3回戦 1番センターで先発出場/5打数 2安打 2打点
・準々決勝 1番センターで先発出場/5打数 2安打 2打点
・本日 1番センターで先発出場/4打数 0安打

<常葉学園菊川>
田中健二朗(3年/178センチ77キロ/左左)

・センバツ優勝で大ブレイク。今中慎二(元中)2世の軸のブレないフォームから見事な緩急
・2回戦 9番ピッチャーで先発出場/2打数 1安打 1打点/8回 被安打4 奪三振11 失点2
・3回戦 9番ピッチャーで先発出場/0打数 0安打 1死球/5回 被安打7 奪三振1 失点3
・準々決勝 9番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打/9回 被安打4 奪三振6 失点1
・本日 9番ピッチャーで先発出場/2打数 0安打/7回 被安打7 奪三振4 失点3

石岡諒哉(3年/175センチ76キロ/右右)
・配球と目配り、気配り、洞察力をセンバツで注目。強肩だが力任せの肩投げは故障が心配
・2回戦 7番キャッチャーで先発出場/5打数 1安打
・3回戦 7番キャッチャーで先発出場/4打数 0安打
・準々決勝 7番キャッチャーで先発出場/4打数 2安打 1本塁打 3打点
・本日 7番キャッチャーで先発出場/4打数 0安打

長谷川裕介(3年/175センチ73キロ/右右)
・呼び込んで中堅後方へライナーで打ち返す打と、加速◎の走塁は強靭な下半身がその源に
・2回戦 3番ショートで先発出場/5打数 3安打 2本塁打 6打点
・3回戦 3番ショートで先発出場/2打数 0安打 3四球
・準々決勝 3番ショートで先発出場/4打数 2安打
・本日 3番ショートで先発出場/4打数 1安打 1打点

[第2試合]
佐賀北(佐賀)○3対0●長崎日大(長崎)
 少ないチャンスを確実にものにした佐賀北が、今大会6試合目となる馬場→久保の盤石リレーで勝ち抜く

<佐賀北>
喜多勇平(3年/187センチ85キロ/右右)

・巨体から豪快に投げ下ろす剛球。速球と4種の変化球で長い救援もこなす久保貴大との2本柱
・これまで試合は出場なし
・本日 出場なし

明日の対戦

いよいよ決勝!

 広陵(広島) 対 佐賀北(佐賀)  開始予定は13時です

(編集部・高校野球取材班)

2007-08-20

全国高等学校野球選手権大会 13日目

 甲子園大会は13日目。準々決勝も第2の陣に入ります。
 試合結果と注目選手の成績は以下のとおりです。

※注目選手とそのコメントは、『野球小僧8月号』の「ドラフト候補&有望選手リスト」に掲載されている選手とその内容を再掲しております。

[第1試合]
長崎日大(長崎)○7対1●楊志館(大分)
 初回に2点先制し、序盤からそつなく点を加えた長崎日大が完勝

<楊志館>
松冨倫(2年/167センチ67キロ/右右)

・1年夏から1番・遊撃で準々決勝では本塁打も。スピード、正確さ両立した守備ワーク光る
・2回戦 3番ショートで先発出場/4打数 1安打
・3回戦 3番ショートで先発出場/4打数 1安打 1打点
・本日 3番ショートで先発出場/4打数 2安打

[第2試合]
常葉学園菊川(静岡)○6対1●大垣日大(岐阜) 
 5回に下位打線の3連打で逆転した常葉学園菊川が8回にダメ押しの4点を加えて逃げ切り

<常葉学園菊川>
田中健二朗(3年/178センチ77キロ/左左)

・センバツ優勝で大ブレイク。今中慎二(元中)2世の軸のブレないフォームから見事な緩急
・2回戦 9番ピッチャーで先発出場/2打数 1安打 1打点/8回 被安打4 奪三振11 失点2
・3回戦 9番ピッチャーで先発出場/0打数 0安打 1死球/5回 被安打7 奪三振1 失点3
・本日 9番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打/9回 被安打4 奪三振6 失点1

石岡諒哉(3年/175センチ76キロ/右右)
・配球と目配り、気配り、洞察力をセンバツで注目。強肩だが力任せの肩投げは故障が心配
・2回戦 7番キャッチャーで先発出場/5打数 1安打
・3回戦 7番キャッチャーで先発出場/4打数 0安打
・本日 7番キャッチャーで先発出場/4打数 2安打 1本塁打 3打点

長谷川裕介(3年/175センチ73キロ/右右)
・呼び込んで中堅後方へライナーで打ち返す打と、加速◎の走塁は強靭な下半身がその源に
・2回戦 3番ショートで先発出場/5打数 3安打 2本塁打 6打点
・3回戦 3番ショートで先発出場/2打数 0安打 3四球
・本日 3番ショートで先発出場/4打数 2安打

<大垣日大>
森田貴之(3年/174センチ73キロ/右右)

・どっしり踏み込んでの速球とスライダーでセンバツ準優勝。将来的には打の可能性が光る
・1回戦 5番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打 1四球/9回 被安打6 奪三振15 失点1
・2回戦 5番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打/9回 被安打9 奪三振13 失点3
・3回戦 5番ピッチャーで先発出場/4打数 0安打 1打点/4回2/3 被安打2 奪三振3 無失点/6回途中からリリーフで再登板 3回2/3 被安打0 奪三振1 無失点
・本日 5番ピッチャーで先発出場/1打数 0安打/7回2/3 被安打10 奪三振7 6失点

箕浦和也(3年/181センチ78キロ/右右)
・入学当初から実戦で苦労しながら磨いてきた攻守。ゲームメークのテンポと落ち着きあり
・1回戦 6番キャッチャーで先発出場/2打数 1安打 1打点 2四死球
・2回戦 6番キャッチャーで先発出場/3打数 0安打 1四球
・3回戦 6番キャッチャーで先発出場/3打数 1安打 1打点
・本日 6番キャッチャーで先発出場/3打数 1安打

大林賢哉(3年/178センチ82キロ/右左)
・充実の足腰を利した豪快なスイングと長打力は超高校級。中間球には強いが緩急にもろさ
・1回戦 4番ファーストで先発出場/4打数 2安打 1打点
・2回戦 4番ファーストで先発出場/3打数 2安打 1死球
・3回戦 4番ファーストで先発出場/4打数 1安打 1打点 1四球
・本日 4番ファーストで先発出場/4打数 0安打

明日の対戦(いよいよ準決勝 第1試合開始予定は11時です)

第1試合 常葉学園菊川(静岡) 対 広陵(広島)

<広陵>
野村祐輔(3年/176センチ66キロ/右右)

・スライダーを武器に走者を背負ってから揺らぎのない芯の強い投球。試合を作れる投手に
・1回戦 8番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打/9回 被安打9 奪三振3 失点4
・2回戦 8番ピッチャーで先発出場/4打数 3安打/5回2/3 被安打5 奪三振3 失点2
・3回戦 8番ピッチャーで先発出場/3打数 3安打 2打点/6回1/3 被安打3 奪三振5 無失点
・本日 8番ピッチャーで先発出場/4打数 2安打/8回 被安打9 奪三振12 失点1

土生翔平(3年/178センチ75キロ/右左)
・スイングスピード抜群でライナー性の弾道で通算30弾以上の長打力。キャプテンシー光る
・1回戦 3番サードで先発出場/2打数 1安打 3四死球
・2回戦 3番サードで先発出場/4打数 0安打 2四死球
・3回戦 3番サードで先発出場/5打数 1安打
・本日 3番サードで先発出場/3打数 2安打 2打点 2四死球

檪浦大亮(3年/166センチ62キロ/左左)
・夏予選を目前に打球の飛距離が飛躍的アップ。走攻守のスピード、実戦力、球際の強さ◎
・1回戦 1番センターで先発出場/3打数 1安打 1打点 2四死球
・2回戦 1番センターで先発出場/4打数 1安打 1打点 2四死球
・3回戦 1番センターで先発出場/5打数 2安打 2打点
・本日 1番センターで先発出場/5打数 2安打 2打点

第2試合 佐賀北(佐賀) 対 長崎日大(長崎)

<佐賀北>
喜多勇平(3年/187センチ85キロ/右右)

・巨体から豪快に投げ下ろす剛球。速球と4種の変化球で長い救援もこなす久保貴大との2本柱
・これまで試合は出場なし
・本日 出場なし

※常葉学園菊川については本日の結果をご参照ください。

(編集部・高校野球取材班)

2007-08-19

全国高等学校野球選手権大会 12日目

 甲子園大会は12日目。今日からいよいよ準々決勝。
 試合結果と注目選手の成績は以下のとおりです。

※注目選手とそのコメントは、『野球小僧8月号』の「ドラフト候補&有望選手リスト」に掲載されている選手とその内容を再掲しております。

[第1試合]
佐賀北(佐賀)○4対3●帝京(東東京)
 延長13回裏に佐賀北・井出のサヨナラ打で佐賀北が準決勝進出

<佐賀北>
喜多勇平(3年/187センチ85キロ/右右)

・巨体から豪快に投げ下ろす剛球。速球と4種の変化球で長い救援もこなす久保貴大との2本柱
・これまで試合は出場なし
・本日 出場なし

<帝京>
大田阿斗里(3年/185センチ91キロ/右右)

・高校生離れした体躯とパワーを使いこなせれば球史に残る投手にも。潜在能力は一級品。
・1回戦 9番ピッチャーで先発出場/打席なし/0回2/3 被安打3 失点1
・2回戦 出場なし
・3回戦 出場なし
・本日 出場なし

垣ケ原達也(3年/176センチ/79キロ/左左)
・テークバック以降のリズムをゆっくりとって柔らかいボールを投げる感覚を。球筋は実戦的だ。
・1回戦 1回途中からリリーフ/5打数 1安打 1打点/8回1/3 被安打4 奪三振10 無失点
・2回戦 出場なし
・3回戦 9番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打/9回 被安打7 奪三振8 無失点
・本日 3回からリリーフで出場/5打数 1安打/10回2/3 被安打8 奪三振4 失点2

中村晃(3年/176センチ82キロ/左左)
・ボールをとらえバットに乗せて運ぶ感覚のよさが、守備での球さばきの素晴らしさにも反映
・1回戦 4番ファーストで先発出場/3打数 0安打 1打点 1死球
・2回戦 4番ファーストで先発出場/5打数 2安打 2打点
・3回戦 4番ファーストで先発出場/4打数 2安打 3打点 1四球
・本日 4番ファーストで先発出場/3打数 3安打 3四死球

上原悠希(3年/168センチ72キロ/右左)
・4-6の反時計回り送球やカットでのロングスロー。高難度プレーを余裕ででこなし強打も
・1回戦 2番セカンドで先発出場/3打数 2安打 1四球
・2回戦 2番セカンドで先発出場/5打数 1安打
・3回戦 2番セカンドで先発出場/4打数 2安打 1打点 1四球
・本日 2番セカンドで先発出場/6打数 2安打

杉谷拳士(2年/172センチ73キロ/右右)
・トップを一瞬早く作れば強靭なリストがさらに生きる。捕手のサイン見抜き三盗のセンス
・1回戦 6番ショートで先発出場/4打数 0安打 1四球
・2回戦 3番ショートで先発出場/3打数 1安打 2四球
・3回戦 3番ショートで先発出場/5打数 2安打 1打点
・本日 3番ショートで先発出場/5打数 1安打

[第2試合]
今治西(愛媛)●1対7○広陵(広島)
 
 4回に逆転した広陵がその後も加点して快勝

<今治西>
熊代聖人(3年/175センチ73キロ/右右)

・ハマったときの左中間への猛打は目を奪われる。下半身での呼び込みと体重移動覚えれば
・1回戦 4番ピッチャーで先発出場/4打数 3安打 2打点 1四球/8回 被安打7 奪三振9 失点1
・2回戦 4番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打/9回 被安打2 奪三振9 無失点
・3回戦 4番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打 1本塁打 1打点/9回 被安打10 奪三振5 失点2
・本日 4番ピッチャーで先発出場/4打数 2安打 1打点/9回 被安打10 奪三振8 失点7

<広陵>
野村祐輔(3年/176センチ66キロ/右右)

・スライダーを武器に走者を背負ってから揺らぎのない芯の強い投球。試合を作れる投手に
・1回戦 8番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打/9回 被安打9 奪三振3 失点4
・2回戦 8番ピッチャーで先発出場/4打数 3安打/5回2/3 被安打5 奪三振3 失点2
・3回戦 8番ピッチャーで先発出場/3打数 3安打 2打点/6回1/3 被安打3 奪三振5 無失点
・本日 8番ピッチャーで先発出場/4打数 2安打/8回 被安打9 奪三振12 失点1

土生翔平(3年/178センチ75キロ/右左)
・スイングスピード抜群でライナー性の弾道で通算30弾以上の長打力。キャプテンシー光る
・1回戦 3番サードで先発出場/2打数 1安打 3四死球
・2回戦 3番サードで先発出場/4打数 0安打 2四死球
・3回戦 3番サードで先発出場/5打数 1安打
・本日 3番サードで先発出場/3打数 2安打 2打点 2四死球

檪浦大亮(3年/166センチ62キロ/左左)
・夏予選を目前に打球の飛距離が飛躍的アップ。走攻守のスピード、実戦力、球際の強さ◎
・1回戦 1番センターで先発出場/3打数 1安打 1打点 2四死球
・2回戦 1番センターで先発出場/4打数 1安打 1打点 2四死球
・3回戦 1番センターで先発出場/5打数 2安打 2打点
・本日 1番センターで先発出場/5打数 2安打 2打点

明日の対戦(準々決勝 第1試合開始予定は11時)

第1試合 長崎日大(長崎) 対 楊志館(大分)

<楊志館>
松冨倫(2年/167センチ67キロ/右右)

・1年夏から1番・遊撃で準々決勝では本塁打も。スピード、正確さ両立した守備ワーク光る
・2回戦 3番ショートで先発出場/4打数 1安打
・3回戦 3番ショートで先発出場/4打数 1安打 1打点

第2試合 常葉学園菊川(静岡) 対 大垣日大(岐阜)

<常葉学園菊川>
田中健二朗(3年/178センチ77キロ/左左)

・センバツ優勝で大ブレイク。今中慎二(元中)2世の軸のブレないフォームから見事な緩急
・2回戦 9番ピッチャーで先発出場/2打数 1安打 1打点/8回 被安打4 奪三振11 失点2
・3回戦 9番ピッチャーで先発出場/0打数 0安打 1死球/5回 被安打7 奪三振1 失点3

石岡諒哉(3年/175センチ76キロ/右右)
・配球と目配り、気配り、洞察力をセンバツで注目。強肩だが力任せの肩投げは故障が心配
・2回戦 7番キャッチャーで先発出場/5打数 1安打
・3回戦 7番キャッチャーで先発出場/4打数 0安打

長谷川裕介(3年/175センチ73キロ/右右)
・呼び込んで中堅後方へライナーで打ち返す打と、加速◎の走塁は強靭な下半身がその源に
・2回戦 3番ショートで先発出場/5打数 3安打 2本塁打 6打点
・3回戦 3番ショートで先発出場/2打数 0安打 3四球

<大垣日大>
森田貴之(3年/174センチ73キロ/右右)

・どっしり踏み込んでの速球とスライダーでセンバツ準優勝。将来的には打の可能性が光る
・1回戦 5番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打 1四球/9回 被安打6 奪三振15 失点1
・2回戦 5番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打/9回 被安打9 奪三振13 失点3
・3回戦 5番ピッチャーで先発出場/4打数 0安打 1打点/4回2/3 被安打2 奪三振3 無失点/6回途中からリリーフで再登板 3回2/3 被安打0 奪三振1 無失点

箕浦和也(3年/181センチ78キロ/右右)
・入学当初から実戦で苦労しながら磨いてきた攻守。ゲームメークのテンポと落ち着きあり
・1回戦 6番キャッチャーで先発出場/2打数 1安打 1打点 2四死球
・2回戦 6番キャッチャーで先発出場/3打数 0安打 1四球
・3回戦 6番キャッチャーで先発出場/3打数 1安打 1打点

大林賢哉(3年/178センチ82キロ/右左)
・充実の足腰を利した豪快なスイングと長打力は超高校級。中間球には強いが緩急にもろさ
・1回戦 4番ファーストで先発出場/4打数 2安打 1打点
・2回戦 4番ファーストで先発出場/3打数 2安打 1死球
・3回戦 4番ファーストで先発出場/4打数 1安打 1打点 1四球

(編集部・高校野球取材班)

下っ端編集部員・池田の「早く1軍になりたい!」 第18回

 どうも、下っ端の池田です!
「早く1軍になりたい!」読者の皆さんはこのクソ暑い夏をどのように過ごしているのでしょうか? 高校通算本塁打記録更新も甲子園最速記録更新もスゴイですけど、気温40℃ってのも、ものスゴイ記録ですよね。おかげでボクの腕は打率が2割台前半、ホームラン25本くらいの助っ人外国人選手みたいな色に日焼けしています。
 皆さん、野球観戦に熱中しすぎて、熱中症…なんてことにならないように気をつけてくださいね!

Jpg主将としてチームを支える小窪哲也選手。偉大な先輩たちに続くことができるか?

■グラスを傾けたくなる青学四方山話
 さて、今週の下っ端ですが、『野球小僧10月号』の巻頭ページの作業に追われながらも、恒例の人気コーナー「ドラフト候補&監督直撃インタビュー」の取材で青山学院大に行ってきました。
 取り上げる選手は青山学院大の名ショートストップ・小窪哲也選手なのですが、小窪選手本人はすでに取材済みということで、今回は河原井正雄監督に話を聞きました。
 青山学院大の二遊間といえば、小久保裕紀選手(ソフトバンク)、井口資仁選手(フィリーズ)、高須洋介選手(楽天)、奈良原浩(元日本ハムほか)、南渕時高(元ロッテほか)など数々の名選手を輩出し、昨年も円谷英俊選手(巨人)がプロ入りを果たすなど、歴史と伝統のあるポジションです。
 その二遊間を守りつつ、青山学院大はもちろん、日米大学野球でも主将という重責を担い、ドラフト候補として名前が挙がる小窪選手を辛口で有名な名将・河原井監督はどのように見ているのか。こちらは9月10日発売の『野球小僧10月号』を楽しみにお待ちください。
 河原井監督の小窪選手論も当然、面白かったのですが、それに勝るとも劣らない面白さだったのが、河原井監督の青学野球部の四方山話です。
 小久保選手と井口選手という東都大学リーグ史に名を残すスラッガー2人の打球の質の違い。ともに守備の達人と評される奈良原選手と井口選手の打球への反応の違いなどなど。
 野球ファンなら、この話だけで何杯でも美味いお酒が飲めます。ウイスキーかバーボンを片手にじっくりと聞きたい野球話でした。
 ん~、野球って、ホントに素晴しいですね。

Photo東洋大で活躍する河原井監督の次男・河原井章太投手も東都選抜の一員としてオランダに遠征、親子競演を果たした

■東都選抜オランダ遠征について訊く!
 取材中、「時差ボケがつらくて…」というセリフを連発していた河原井監督。それもそのはず、取材を行ったのは河原井監督もコーチとして参加していた東都選抜のオランダ遠征からの帰国直後でしたから。
 遠征で印象的だったのは、どの国のピッチャーもムーヴィング系の真っすぐを投げてきて、素直な回転の4シームの真っすぐは一切投げないということだったようです。特にキューバ投手の動くストレートは凄いキレだったそうです。
 国際試合でたびたび聞かれるボールの違いについては「バッティングに関しては芯を喰えば飛ぶのは変わりない」とのこと。問題は動く真っすぐを芯でとらえられないことにあるようです。逆に日本投手のキレイな回転の真っすぐは当たると、どこまででも飛んでいってしまうそうです。国際試合で日本が負けるときはロースコアで相手を打ち崩せずという試合が多いような気がしますが、このあたりの対応が国際試合でカギを握ってきそうですね。
 また、同じアジアの強豪・台湾の急激なレベルアップも目に付いたようで、特にリン・インチェというバッターは河原井監督曰く、「名前を覚えちゃった」というくらい印象に残ったそうです。
 開催国のオランダの野球熱も相当なもので、会場は連日、満員に近いファンが押し寄せていたようです。
 オリンピックでの開催打ち切りなんて問題もありますが、「野球」って競技が今以上に世界に広がっていくといいですね。まだ見ぬ、未知の好選手に思いを馳せながら一杯やるのも乙ですね。

池田勇樹(いけだ・ゆうき)
▼1983年生まれ、東京都出身。編集部員。右投右打。180センチ90キロ。都立国分寺高から法政大を経て、2006年4月白夜書房にテスト入団。同7月『野球小僧』編集部配属。酒と読書と筋トレをこよなく愛す。好きな作家は夏目漱石、重松清、森美登見彦など。最近読んで響いた本は小谷野敦の『悲望』(幻冬舎)。主人公のモデルは下っ端・池田なのではないかと錯覚した。

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2007-08-18

全国高等学校野球選手権大会 11日目

 甲子園大会は11日目。今日で8強が出そろいます。
 試合結果と注目選手の成績は以下のとおりです。

※注目選手とそのコメントは、『野球小僧8月号』の「ドラフト候補&有望選手リスト」に掲載されている選手とその内容を再掲しております。

[第1試合]
文星芸大付(栃木)●2対6○今治西(愛媛)
 2対2出迎えた9回表、今治西は4番・熊代の本塁打などで4点を勝ち越し。試合を決めた

<文星芸大付>
佐藤祥万(3年/174センチ71キロ/左左)

・スライダーにチェンジアップで打者を手玉にとる左腕。打ちにくさでは全国屈指の存在だ
・1回戦 3番ピッチャーで先発出場/5打数 4安打/9回 被安打7 奪三振9 失点0
・2回戦 3番ピッチャーで先発出場/2打数 0安打 2四球/9回 被安打9 奪三振10 失点2
・本日 3番ピッチャーで先発出場/4打数 0安打/8回2/3 被安打8 奪三振14 失点6

<今治西>
熊代聖人(3年/175センチ73キロ/右右)

・ハマったときの左中間への猛打は目を奪われる。下半身での呼び込みと体重移動覚えれば
・1回戦 4番ピッチャーで先発出場/4打数 3安打 2打点 1四球/8回 被安打7 奪三振9 失点1
・2回戦 4番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打/9回 被安打2 奪三振9 無失点
・本日 4番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打 1本塁打 1打点/9回 被安打10 奪三振5 失点2

[第2試合]
智辯学園(奈良)●0対6○帝京(東東京)
 帝京は2回に5安打4得点を挙げてリードを得ると、先発左腕の垣ケ原が完封。投打が噛み合う万全の勝利で準々決勝進出

<智辯学園>
佐藤龍司(3年/180センチ73キロ/左左)

・50m5秒9の俊足と遠投110mの身体能力で広く大きく考えてスピーディーに動ける選手に
・1回戦 1番センターで出場/4打数 1安打 1打点 四球1
・2回戦 1番センターで出場/5打数 2安打 2打点
・本日 1番センターで出場/4打数 3安打

<帝京>
大田阿斗里(3年/185センチ91キロ/右右)

・高校生離れした体躯とパワーを使いこなせれば球史に残る投手にも。潜在能力は一級品。
・1回戦 9番ピッチャーで先発出場/打席なし/0回2/3 被安打3 失点1
・2回戦 出場なし
・本日 出場なし

垣ケ原達也(3年/176センチ/79キロ/左左)
・テークバック以降のリズムをゆっくりとって柔らかいボールを投げる感覚を。球筋は実戦的だ。
・1回戦 1回途中からリリーフ/5打数 1安打 1打点/8回1/3 被安打4 奪三振10 無失点
・2回戦 出場なし
・本日 9番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打/9回 被安打7 奪三振8 無失点

中村晃(3年/176センチ82キロ/左左)
・ボールをとらえバットに乗せて運ぶ感覚のよさが、守備での球さばきの素晴らしさにも反映
・1回戦 4番ファーストで先発出場/3打数 0安打 1打点 1死球
・2回戦 4番ファーストで先発出場/5打数 2安打 2打点
・本日 4番ファーストで先発出場/4打数 2安打 3打点 1四球

上原悠希(3年/168センチ72キロ/右左)
・4-6の反時計回り送球やカットでのロングスロー。高難度プレーを余裕ででこなし強打も
・1回戦 2番セカンドで先発出場/3打数 2安打 1四球
・2回戦 2番セカンドで先発出場/5打数 1安打
・本日 2番セカンドで先発出場/4打数 2安打 1打点 1四球

杉谷拳士(2年/172センチ73キロ/右右)
・トップを一瞬早く作れば強靭なリストがさらに生きる。捕手のサイン見抜き三盗のセンス
・1回戦 6番ショートで先発出場/4打数 0安打 1四球
・2回戦 3番ショートで先発出場/3打数 1安打 2四球
・本日 3番ショートで先発出場/5打数 2安打 1打点

[第3試合]
新潟明訓(新潟)●3対8○大垣日大(岐阜)
 相手のミスを生かして3回までに2安打で6得点を挙げた大垣日大がそのまま逃げ切り

<新潟明訓>
永井剛(3年/172センチ74キロ/右右)

・筋力275キロ、遠投125mのパワーで球速帯135~147キロの剛速球。ヒジ痛ケアしながら
・1回戦 9番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打/9回 被安打5 奪三振14 無失点
・2回戦 5回途中からリリーフで先発出場/3打数 1安打/7回2/3 被安打2 奪三振11 無失点
・本日 9番ピッチャーで先発出場/2打数 0安打 1四球/8回 被安打10 奪三振8 失点8

川上大輔(3年/171センチ73キロ/右右)
・昨夏1回戦でサイクル安打。投手に向かっていけて勝負度胸十分の強打。4投手をリード
・1回戦 4番キャッチャーで先発出場/4打数 0安打
・2回戦 4番キャッチャーで先発出場/5打数 1安打
・本日 4番キャッチャーで先発出場/4打数 0安打 1打点

<大垣日大>
森田貴之(3年/174センチ73キロ/右右)

・どっしり踏み込んでの速球とスライダーでセンバツ準優勝。将来的には打の可能性が光る
・1回戦 5番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打 1四球/9回 被安打6 奪三振15 失点1
・2回戦 5番ピッチャーで先発出場/3打数 0安打/9回 被安打9 奪三振13 失点3
・本日 5番ピッチャーで先発出場/4打数 0安打 1打点/4回2/3 被安打2 奪三振3 無失点/6回途中からリリーフで再登板 3回2/3 被安打0 奪三振1 無失点

箕浦和也(3年/181センチ78キロ/右右)
・入学当初から実戦で苦労しながら磨いてきた攻守。ゲームメークのテンポと落ち着きあり
・1回戦 6番キャッチャーで先発出場/2打数 1安打 1打点 2四死球
・2回戦 6番キャッチャーで先発出場/3打数 0安打 1四球
・本日 6番キャッチャーで先発出場/3打数 1安打 1打点

大林賢哉(3年/178センチ82キロ/右左)
・充実の足腰を利した豪快なスイングと長打力は超高校級。中間球には強いが緩急にもろさ
・1回戦 4番ファーストで先発出場/4打数 2安打 1打点
・2回戦 4番ファーストで先発出場/3打数 2安打 1死球
・本日 4番ファーストで先発出場/4打数 1安打 1打点 1四球

[第4試合]
広陵(広島)○8対2●聖光学院(福島)
 序盤に下位打線の連打などでそつなく得点した広陵が快勝

<広陵>
野村祐輔(3年/176センチ66キロ/右右)

・スライダーを武器に走者を背負ってから揺らぎのない芯の強い投球。試合を作れる投手に
・1回戦 8番ピッチャーで先発出場/4打数 1安打/9回 被安打9 奪三振3 失点4
・2回戦 8番ピッチャーで先発出場/4打数 3安打/5回2/3 被安打5 奪三振3 失点2
・本日 8番ピッチャーで先発出場/3打数 3安打 2打点/6回1/3 被安打3 奪三振5 無失点

土生翔平(3年/178センチ75キロ/右左)
・スイングスピード抜群でライナー性の弾道で通算30弾以上の長打力。キャプテンシー光る
・1回戦 3番サードで先発出場/2打数 1安打 3四死球
・2回戦 3番サードで先発出場/4打数 0安打 2四死球
・本日 3番サードで先発出場/5打数 1安打

檪浦大亮(3年/166センチ62キロ/左左)
・夏予選を目前に打球の飛距離が飛躍的アップ。走攻守のスピード、実戦力、球際の強さ◎
・1回戦 1番センターで先発出場/3打数 1安打 1打点 2四死球
・2回戦 1番センターで先発出場/4打数 1安打 1打点 2四死球
・本日 1番センターで先発出場/5打数 2安打 2打点

<聖光学院>
黒羽剛広(2年/177センチ69キロ/右左)

・スリムな体からは想像できない打球の伸びと速さ。三塁打にでき盗塁もできる脚力が魅力
・1回戦 7番ライトで先発出場/5打数 4安打 2打点 1四球
・2回戦 5番ライトで先発出場/3打数 1安打 1四球
・本日 5番ライトで先発出場/3打数 1安打 1打点

末永豪(3年/176センチ76キロ/右左)
・ライナーでバックスクリーン直撃の怪力と、ヘッドの重さを感じながらのしなるスイング
・1回戦 4番センターで先発出場/5打数 3安打 4打点
・2回戦 4番センターで先発出場/3打数 0安打 1死球
・本日 4番センターで先発出場/4打数 1安打 1打点 1四球

       

明日の対戦(準々決勝 第1試合開始予定は11時)

第1試合 佐賀北(佐賀) 対 帝京(東東京)

<佐賀北>
喜多勇平(3年/187センチ85キロ/右右)

・巨体から豪快に投げ下ろす剛球。速球と4種の変化球で長い救援もこなす久保貴大との2本柱
・これまで試合は出場なし

第2試合 今治西(愛媛) 対 広陵(広島)

※帝京、今治西、広陵は本日の結果を参照ください

(編集部・高校野球取材班)

2007-08-17

『中学野球小僧』編集部の取材日誌(8月17日)

Seiryou_win 8月13日から16日までの4日間。横浜スタジアムで第24回全日本少年軟式野球大会(全日本)が開催されました。全国の予選を勝ち抜いた16チームが、日本一を目指して激突! コントロール抜群のピッチングや、レフトフェンスにワンバウンドで直撃の長打など、「これぞ全国レベル!」というプレーばかりでした。

▼優勝は星稜中クラブ!

 4連勝で日本一となるトーナメントを制したのは、星稜中クラブ(石川・左上写真)でした。1996年の第13回大会で優勝し、今回で2回目の日本一となりました。エースの川口貴信、キャッチャーの村田寛治、さらに竹谷拓真、北村祥治の二遊間、センターの宮崎健太と、センターラインの守りが堅いチームです。
 準決勝の桜町中学校クラブ(香川)戦では、特別延長戦(7回終了時に同点で決着がついていない場合、8回から無死満塁で攻撃を始めるルール)の8回表に、今大会屈指の好投手、高橋涼平から1点をもぎとると、その裏に粘り強く守り、1対0の勝利。