『中学野球小僧編集部』の取材日誌(8月24日)
▼全中の取材に行ってきました!
優勝した嘉手納中学校。投打ともに全国屈指のレベルだった |
8月19日から22日まで秋田県で開催された、第29回全国中学校軟式野球大会(全中)の取材に行ってきました(19日は開会式のみ)。北海道から九州、さらに開催地の秋田県から1チームが出場し、全16チームのトーナメント戦で日本一を決めます。
ちなみに、最も多かったチームで、全国大会出場のために必要だった連勝数はなんと15! 全国大会出場の難しさがうかがえる数字だと思います。
▼沖縄対決を制した嘉手納中が日本一に!
決勝進出を決めたのは、ともに沖縄の中学校。九州地区第一代表の嘉手納(かでな)町立嘉手納中学校と同じく第二代表のうるま市立与勝中学校です。全中で同県同士の中学校が対戦するのは、今回が初めてのことです。
両チームとも、ひとつでも先の塁を狙う姿勢などが素晴らしく、かなり鍛え上げている様子でしたが、それよりも印象的だったのが選手たちの動き。全身しなやかなバネから生まれるプレーは、高校生と見間違えてしまうほど高レベルでした。
とくに、嘉手納中のエース・池原有、キャッチャー・真謝(まじゃ)博哉、センターで4番の津波古隆太、与勝中のエース・儀間弘樹、キャッチャー・桑江圭佑、ショート・山根直樹、彼らの動きはもうバツグン! 高校野球でも活躍してくれる予感大ですので、ぜひ、名前を覚えてください。
決勝戦は、嘉手納中が4対1のリードで迎えた6回表に、四球と単打を絡めて6点を奪うと、知念-池原の投手リレーで与勝中打線を3点に抑えて、10対3で日本一を決めました。
▼キャッチャーのレベルが高かった!
嘉手納中のキャッチャー・真謝博哉は、送球から捕球の動きがとても速かった |
3日間で8試合見ましたが、どのチームもキャッチャーがうまくて驚きました。イニング間のセカンドスローで「これは盗塁が難しそうだ」と思えてしまいます。スローイングだけではなく、キャッチング、ショートバンドの止め方も上手です。なかでも、思わず唸ってしまったのが、先ほども紹介した日本一に輝いた嘉手納中のキャッチャー、真謝博哉です。
捕球から送球までのスピードがとにかく素早く、そして投げるボールの速さ、コントロール、ともに素晴らしかったです。捕球点が体に近いので、スムーズに送球の動きにつながっているように思いました。
準決勝の高砂市立荒井中学校(兵庫県)戦では、無死満塁のピンチの場面で、三塁エンドランを試みた荒井中の三塁ランナーを、二度も刺しました。
その他、全中で光った選手やチームについては、『野球小僧』9月号、『中学野球小僧』11月号でお伝えしますので、どうぞお楽しみに。
(『中学野球小僧』編集部・安藤)

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