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2006-11-12

第37回明治神宮野球大会レポート~12日

 高校野球、大学野球の秋の祭典、明治神宮野球大会が開幕しました。
 この大会は、全国の地区における秋季大会を勝ち進み春のセンバツ出場をほぼ当確となった高校10チームと、同じく秋のリーグ戦と地区の代表決定戦を勝ち抜いた大学10チームが、それぞれの部門に分かれて神宮球場、神宮第二球場で同時開催される学生野球今年最後の公式大会です。
 高校生の部では、この大会の優勝すると春のセンバツの「明治神宮大会枠」として優勝した地区の出場校数が1つ増えることもあり、また、大学の部では、4年生にとっての最後の大会として、すでにドラフト希望枠を当確にさせた選手も登場することもあって、近年、俄然注目を集めるようになりました。
 
 11月11日からの開催予定でしたが、雨のため1日順延して12日からのスタートとなり、多くのファンが場内を埋めたこの大会。本日から4日間、決勝までの各試合をレポートいたします。
 
▼高校の部
   
■帝京(東京地区代表)2対3広陵(中国地区代表)

 第1試合目を制したのは広陵。140キロ台のストレートが武器の帝京・大田阿斗里手(2年)と右バッターのアウトコースにストレートとスライダーをテンポよく投げ込む広陵・野村祐輔(2年)と見事なリリーフを見せた上本健(2年)。両チーム、ピッチャー陣の活躍で投手戦となりました。試合を決めたのは広陵の3番・土生翔平(2年)。9回裏、2死二塁のチャンスでセンター前にサヨナラヒットを放ちました。

<両チーム先発出場選手>
【帝京】
8、本間弘士(2年/右投左打)
4、上原悠希(2年/右投左打)
6、杉谷拳士(2年/右投右打)
3、中村晃(2年/左投左打)
9、長田進吾(2年/右投右打)
2、永妻一樹(2年/右投左打)
7、高津孝広(1年/右投右打)
1、大田阿斗里(2年/右投右打)
5、高本祐(1年/右投右打)
  
【広陵】
8、櫟浦大亮(2年/左投左打)
6、上本崇司(1年/右投右打)
5、土生翔平(2年/右投左打)
7、山下高久雅(2年/右投右打)
3、福田耕二(2年/右投左打)
9、森宗順平(1年/左投左打)
1、野村祐輔(2年/右投右打)
2、小林誠司(2年/右投右打)
4、林竜希(1年/右投左打) 
   
■熊本工(九州地区代表)2対8千葉経済大附(関東地区代表)

Maru千葉経済大付が11安打で8点を奪い、熊本工に完勝。初回に1点を先制すると、2回には2死二、三塁から松本歩己(2年)のライトオーバーのツーベース、さらに丸佳浩(2年)がレフト線へ鋭い当たりのツーベースを放ち、この回4点を追加。終盤にも効率よく得点して試合を決めました。
   
<両チーム先発出場選手>
【熊本工】
6、藤村大介(2年/右投左打)
4、加久統之(2年/右投左打)
9、今村幸志郎(2年/左投左打)
5、渡辺大地(2年/右投右打)
3、渡邊丈起(2年/右投左打)
7、山下貴明(1年/右投右打)
8、古江哲朗(2年/左投左打)
2、藤本功将(2年/右投右打)
1、隈部智也(2年/左投左打)
       
【千葉経済大付】
6、松本歩己(2年/右投右打)
2、谷勇哉(1年/右投右打)
1、丸佳浩(2年/右投左打)
9、大島寛之(2年/左投左打)
3、斎藤圭祐(1年/右投右打)
7、内藤大樹(1年/左投左打)
5、須谷勇斗(2年/右投右打)
4、宮川翔太(2年/右投左打)
8、飯窪宏太(2年/右投右打)
  
●投打に活躍の丸佳浩
この試合で投打に活躍したのが丸佳浩(2年)。「あのツーベースは、アウトコースよりのストレートを開かないで打つことができました。でも、打つことよりも投げることが好きなんです」。関東大会でも完封勝ちがなかった丸。集中力を持続して、完封勝ちするのが当面の目標です。
    
■常葉学園菊川(東海地区代表)6対2旭川南(北海道地区代表)
   
 常葉学園菊川が効率よく得点を積み重ねました。3対1と2点リードで迎えた7回に1点を追加し、さらに8回には2死三塁から石岡諒哉(2年)がライトスタンドに飛び込むツーランホームランを放ち勝負あり。田中健二朗(2年)→戸狩聡希(1年)の左腕リレーで旭川南を2失点に封じ込めました。
  
<両チーム先発出場選手>
【常葉学園菊川】
8、高野敬介(2年/右投右打)
4、町田友潤(1年/右投右打)
6、長谷川裕介(2年/右投右打)
3、浅原将斗(2年/右投右打)
7、中川雅也(1年/右投左打)
9、相馬功亮(2年/右投右打)
2、石岡諒哉(2年/右投右打)
5、前田隆一(1年/右投右打)
1、田中健二朗(2年/左投左打)
  
【旭川南】
2、中野辰哉(2年/右投右打)
8、田中謙次(2年/左投左打)
6、反怖和也(2年/右投右打)
4、阿部透(2年/右投右打)
1、浅沼寿紀(2年/左投左打)
5、穴井慎太郎(1年/右投右打)
3、佐藤雄亮(1年/左投左打)
9、細野健吾(1年/右投右打)
7、下島良太(2年/右投左打)
   
▼大学の部

■東北福祉大(北海道・東北5連盟代表)3対4大阪産業大(関西五連盟第2代表)

両チーム得点の取り合いから始まったこの試合は2対2の同点で迎えた6回裏、大阪産業大の7番打者加藤聡(2年)がレフトへ本塁打を放って勝ち越し。その後の東北福祉大の反撃を1点に抑えて逃げ切りました。
   
【東北福祉大】
9、宮田剛克(4年/右投左打)
7、山﨑宏員(3年/右投右打)
8、川岸潤(3年/右投左打)
3、中矢浩次(4年/左投左打)
5、井戸順平(3年/右投左打)
6、狩野卓也(4年/右投左打)
2、井上結貴(2年/右投右打)
4、谷和彦(2年/右投左打)
1、小迫巧(4年/右投右打)
  
【大阪産業大】
8、北田将之(4年/右投右打)
6、川中佑介(1年/右投左打)
4、竹谷真也(4年/右投左打)
3、大野皓介(2年/右投右打)
7、籾山裕輔(2年/右投右打)
2、豊岡学(4年/右投右打)
9、加藤聡(2年/右投右打)
5、武富茂雄(3年/右投右打)
1、吉元一彦(2年/右投右打)
  
■筑波大(関東5連盟第2代表)2対4東亜大(四国・中国3連盟代表)

 両者無得点のまま迎えた6回。東亜大は2番川口三千彦(3年)のタイムリーヒットで先制。7回には1死満塁から8番ピッチャーの田島誠(4年)が走者一掃となるセンターオーバーの二塁打で引き離しました。筑波大は8回に代打大橋孝彦(4年)の2ランで2点を返しましたが反撃もそこまで。田島が最後まで投げきって東亜大が勝利を収めました。
    
<両チーム先発出場選手>
【筑波大】
4、金堀哲也(3年/右投左打)
2、日高一晃(2年/右投右打)
7、小松原鉄平(4年/右投左打)
3、佐藤賢(4年/右投右打)
8、坪木智(4年/右投右打)
9、小野晃義(3年/右投右打)
5、杉山英孝(3年/右投右打)
6、真木宏(3年/右投左打)
1、坪井俊樹(2年/左投左打)
 
【東亜大】
6、内田樹久夫(3年/右投両打)
9、川口三千彦(3年/左投左打)
4、乾竜太(4年/右投両打)
5、小松裕来(2年/右投両打)
8、田中允信(2年/右投両打)
2、吉野翔太(2年/右投両打)
7、野々村耕平(4年/右投両打)
1、田島誠(4年/左投左打)
3、泊義将(4年/右投左打)
  
■近畿大(関西5連盟第1代表)3対2愛知学院大(北陸・東海3連盟代表)
  
Tatumi  先制点は近畿大。初回、2死三塁から森志朗(3年)がセンター前にタイムリーヒット。2回には藤川俊介(1年)がレフトスタンドに飛び込むソロホームランを放ち、追加点を奪いました。その後は愛知学院大の先発、山名康造(4年)のあとを受けた江口亮輔(4年)と近畿大・巽真悟(2年)の投手戦となりました。試合が動いたのは7回裏。愛知学院大は無死一、三塁から2点を奪い同点とします。息詰まる展開の中、近畿大は9回の表、2死二塁から代打の中原弘喜(3年/右打右投)がセンター前に決勝点となるタイムリーを放ち試合を決めました。
  
<両チーム先発出場選手>
【近畿大】
8、小瀬浩之(3年/右投左打)
6、南善規(4年/右投右打)
3、津田慶久(4年/右投左打)
2、有竹浩二(4年/右投左打)
4、森志朗(3年/右投右打)
5、中東信二(4年/右投右打)
7、藤川俊介(1年/右投右打)
1、巽真悟(2年/右投左打)
9、畠中伸知(4年/右投左打)
  
【愛知学院大】
8、富永直樹(4年/右投右打)
6、三木剛(4年/右投右打)
7、日置聡(4年/左投左打)
9、本多博貴(3年/右投右打)
4、宮田恵介(4年/右投左打)
5、本田和寛(2年/右投右打)
3、桑島優(2年/右投右打)
1、山名康造(4年/右投右打)
2、中村心(3年/右投右打)
  
●見事な全国デビュー
この日、全国大会初のマウンドとなった近畿大・巽は8回を投げ、愛知学院大打線を4安打2失点に抑える好投。終盤になってもストレートは145キロをマーク。2種類のスライダーに加え、カーブ、フォーク、カットボールと持ち球も多彩。全国大会のデビュー戦を「あまり緊張しなかった」という2年生ピッチャー。これからの活躍に期待大です!
   
<写真>
上・投打に活躍した丸佳浩(千葉経済大附)
下・見事な全国デビューを果たした巽真悟(近畿大)
   
(編集部・明治神宮大会取材班)

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