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2006-10-11

アジア野球情報~台湾編

Photo_25 セ・リーグでは中日ドラゴンズが優勝を決め、パ・リーグはプレーオフ第2ステージに突入! 列島を熱狂させているプロ野球ですが、野球が盛り上がっているのは日本だけではありません。台湾、韓国でもポストシーズンの熱い戦いが繰り広げられています!
 11月9日から始まるアジアシリーズに向け、今後、『野球小僧編集部ログ』でも、アジア情報を頻繁にお届けしていく予定です。今月下旬からはスペシャルな企画もご用意しておりますので、お楽しみに!
 今日は、ヤンキース・王建民の大活躍でものすごいフィーバーを見せている台湾を特集。国内リーグはどうなっているのでしょうか?

<台湾国内リーグ戦況>
 13日から台湾プロ野球(CPBL)ではプレーオフが行われます。前後期制(50試合ずつ計100試合)でシーズンを行っている台湾ですが、今年は前後期ともにLa New ベアーズが優勝しました。そして、La Newは総冠軍戦と呼ばれる台湾シリーズ(7戦4勝制)に無条件で出場。そして、そのLa Newの対戦相手として台湾シリーズを戦う資格を争うのが、13日から始まるプレーオフ(季後賽)。年間勝率2位の統一ライオンズと3位の興農ブルズ(昨年アジアシリーズに出場しました)が5戦3勝制で戦います。
 優勝したLa NewはCPBLに加入した一昨年は前期最下位、後期5位で年間最下位となり、昨年前期には5位と7ゲーム差の最下位に沈みました。しかし、後期には巻き返し、後期1位の興農と0.5ゲーム差の2位に進出。そして、今年はメジャー帰りの大砲・陳金鋒を獲得し、150キロ右腕・黄俊中も入団。陳金鋒は打率.317(4位)、本塁打21(2位)、打点81(打点王)と期待通りの大活躍で強打線を引っ張り、黄俊中はリリーフとして投手陣を支えました。新戦力が機能し、昨年は7勝の呉偲佑が17勝で最多勝を獲得するなど既存の戦力の底上げもありました。
 このLa Newと台湾シリーズを戦うチームは総合力の興農、前期は17連勝してLa Newに0.5ゲーム差まで迫った統一どちらなのか? そしてアジアシリーズに進出するチームは? まだまだ目が離せません!

<国内リーグ順位表>
★前期成績

順位 チーム名 勝率 ゲーム差
1 La New 30 19 1 .612
2 統一 28 18 4 .609 0.5
3 興農 25 23 2 .521 3
4 誠泰 24 24 2 .500 1
5 兄弟 20 29 1 .408 4.5
6 中信 17 31 2 .354 2.5

Photo_24★後期成績
順位 チーム名 勝率 ゲーム差
1 La New 32 15 3 .681
2 中信 25 20 5 .556 6
3 誠泰 24 26 0 .480 3.5
4 興農 23 26 1 .469 0.5
5 統一 20 27 3 .426 2
6 兄弟 20 30 0 .400 1.5

★年間成績
順位 チーム名 勝率 ゲーム差
1 La New 62 34 4 .646
2 統一 48 45 7 .516 12.5
3 興農 48 49 3 .495 2.5
4 誠泰 48 50 2 .490 0.5
5 中信 42 51 7 .452 3.5
6 兄弟 40 59 1 .404 5

<タイトル>
■首位打者
打率.349 陳冠任(兄弟エレファンツ) 
■本塁打王
24本塁打 張泰山(興農ブルズ)
■打点王
81打点 陳金鋒(La Newベアーズ)
■盗塁王
27盗塁 余賢明(興農ブルズ)
Rin■最多勝
17勝 呉偲佑(La Newベアーズ)
17勝 林恩宇(誠泰コブラズ)
■最優秀防御率
防御率1.73 林恩宇(誠泰コブラズ)
■最多奪三振
209奪三振 林恩宇(誠泰コブラズ)
■セーブ王
17セーブ 郭勇志(興農ブルズ)
17セーブ 曾翊誠(統一ライオンズ)

 昨年、新人ながら5つのタイトルを手にした林恩宇は下位に沈んだチームの中にあって孤軍奮闘。WBCでも好投を見せ、台湾のエースとして存在感は発揮したシーズンでした。
 
★中華職棒公式HP
http://www.cpbl.com.tw/
※もちろん中国語ですが、台湾では繁体字(日本と同じような漢字)が使われているため、意外と内容が理解できます。
 記録統計というコーナーには各選手の成績なども掲載されているので、アジアシリーズ前にはチェックしても面白いかもしれません。

<写真>
上・台湾人野手初のメジャー経験者となった陳金鋒(写真提供:職業棒球)
中・今季は最多勝、防御率3位と大活躍! エースに成長した呉偲佑(写真提供:職業棒球)
下・雨で日程が順延すると来る日も来る日も投げ続けていた林恩宇。日本のプロ球団も視察に訪れている好投手です

(編集部・アジア野球班)

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