映画『出口のない海』の舞台挨拶に潜入!
![]() (C)2006「出口のない海」フィルムパートナーズ 9月16日(土) 丸の内ピカデリー2他全国ロードショー |
ハンカチ王子に沸いた甲子園が閉幕して1カ月が経とうかという今日この頃。今でも目を閉じれば、あの熱戦が鮮明に蘇ってきます。1カ月前の甲子園を思い出したついでに61年前の甲子園まで遡って、思いを馳せてみるのもいいかもしれません。ということで今回は第二次世界大戦の時代を舞台に愛する人を守るため、人間魚雷「回天」に乗り込む決意をした甲子園優勝投手が主人公の映画『出口のない海』を紹介したいと思います。
▼『出口のない海』ストーリーとは?
夏の甲子園優勝投手の主人公・並木浩二(市川海老蔵)は周囲の期待を集めながら、進学した大学で肩を痛め、以前のような速球が投げられなくなってしまう。そこで新たな魔球の開発に取り組む並木であったが、折しも時代は第二次世界大戦のまっ只中。大学生には徴兵の猶予を与えられていたが、並木は出陣を志願する。日に日に敗戦の色が濃くなっていく戦況。その状況を打破するために開発されたのが人間魚雷「回天」である。定員1名、脱出装置なし、大量の爆薬を搭載して敵艦に激突するという秘密兵器。乗組員の募集に志願するか迷う並木であったが、愛する人を守るため、野球への情熱を胸に秘めたまま、自らが最後の秘密兵器となることを決意する…
という、まさに時代に翻弄された若者の物語。人間魚雷「回天」に乗り込むまでの決意や、彼を見守る人々との絆が細かく描写されています。野球をしているシーンでは、当時のダボっとしたユニフォームに身を包んだ並木こと市川海老蔵さんに注目です。
▼銀幕のスターに心ときめく
9月16日『出口のない海』公開初日、丸の内ピカデリーにて舞台挨拶が行われました。野球が関係する映画と聞いては黙ってはいられません。ということで、その舞台挨拶に『野球小僧』編集部が潜入してきました。
舞台挨拶では、主演の市川海老蔵さんをはじめ、ヒロインの上野樹里さん、伊勢谷友介さん、塩谷瞬さん、伊崎充則さん、柏原収史さん、佐々部清監督が登場。さすが銀幕のスター。オーラが漂っています。主人公の並木浩二を演じた市川海老蔵さんは斎藤佑樹選手(早稲田実)や田中将大選手(駒大苫小牧)の活躍で注目を浴びた甲子園を指して「同じ甲子園優勝投手でも戦争のためにすべてを捨てなければならない人もいる。今だからこそ幸せでいられることを感じました」と語っていました。
▼城東ボーイズ登場!
舞台挨拶のイベントの一環として都内で屈指の実力を誇るボーイズチーム、城東ボーイズの選手たちに出演者の方々からボールを手渡すというものがありました。緊張の面持ちで舞台に上がった城東ボーイズの選手たち。客席にむかって一礼。緊張のためか、みんなソワソワしていました。無事にボールの受け渡しが終ると爽やかに退場。この舞台での経験を試合にも生かして欲しいと思います。
▼週末は映画と野球のダブルヘッダー
野球シーズンもいよいよ佳境にさしかかってきました。今後、さらなる熱戦が予想され、スタジアムに足を運ぼうという人も多いのではないでしょうか。そんな時、デーゲームなら試合後、ナイトゲームなら試合前、ちょっと映画鑑賞なんていうのもたまにはいいのではないでしょうか。61年前の野球小僧に思いを馳せてから、現代の野球小僧の熱いプレーを観るというのも野球ファンとしてとても風流ですね。この週末、『出口のない海』を観に映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。
★『出口のない海』公式HP
http://www.deguchi-movie.jp/
(編集部・野球映画班)


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