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2006-08-21

甲子園試合結果~16日目決勝(斎藤佑樹激投の末、早稲田実が初優勝!)

 6日に開幕した第88回高校野球選手権大会(8月6日~20日/甲子園)。本日21日は早稲田実(西東京)と駒大苫小牧(南北海道)による2回目の決勝戦を迎えました。昨日行われた決勝戦では、延長15回を引き分ける死闘。日を移し、再び雌雄を決する勝負となったこの試合に勝利したのはどちらのチームだったのでしょうか? 熱い夏の頂点を争う試合をレポートします!

<決勝戦>
駒大苫小牧 3対4 早稲田実
Sojitsu  昨日20日は延長15回を戦い、37年ぶりとなる決勝戦延長引き分け再試合となったこの試合。平日にもかかわらず、チケットはどんどん売り切れ、試合開始直前には超満員にふくれあがった。
 発表された先発投手は、駒大苫小牧・菊地翔太(2年)に対し、早稲田実は昨日も延長15回を投げきり、この日で4連投となる斎藤佑樹(3年)。初回、早稲田実は制球に苦しむ菊地を攻め、2死一、三塁から船橋悠(3年)がセンター前に抜けるタイムリーを放ち先制。そこで、駒大苫小牧はすぐに田中将大(3年)をマウンドに送るが、早稲田実は2回にも2死二塁から川西啓介(2年)がレフト線にタイムリー二塁打を放ち、2点目を加えた。斎藤は130キロ後半から140キロ前半のストレートを丹念に低めに集めるピッチング。連投の疲れを感じさせない投球で4回2死までは安打すら許さなかった。
 駒大苫小牧が得点を入れたのは6回。三谷忠央(3年)が本塁打を放ち、2対1と1点差に迫ったが、早稲田実はその裏に斎藤の女房役・白川英聖(3年)のレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打で再び2点差へ。さらに、7回にも後藤貴司(3年)のタイムリーで貴重な4点目を追加して点差を3点に広げた。
 しかし、駒大苫小牧は無死一塁から中沢竜也(3年)が一発を叩き込んで一挙に1点差。奇跡の同点に望みをつないだが、4番・本間篤史(3年)はあえなく三振に倒れ、続く岡川直樹(3年)もセカンドフライ。最後はこの2日間投げ合った田中が打席に入り、ファールで粘ったが、7球目の144キロのストレートに空振り三振。初の夏優勝の決定に、斎藤は両手を天高く突き上げ、次の瞬間、ナインたちもマウンドに駆け寄ってきた。
 創部101年の歴史を持つ早稲田実も、夏の全国制覇は初めて。春の全国制覇も、王貞治(現ソフトバンク監督)をエースに、優勝した1957年までさかのぼる。まさに、球史に残る優勝となった。
<投手リレー>
駒大苫小牧:菊地-田中
早稲田実:斎藤
<本塁打>
三谷1号ソロ、中沢2号2ラン(駒大苫小牧)
<注目選手の結果>
★駒大苫小牧

先発投手 菊地翔太 2/3回 2安打 2四死球 1失点 0奪三振
2番手投手 田中将大 7回1/3 4安打 3四死球 3失点 4奪三振
4番センター 本間篤史 4打数 0安打 0打点 0本塁打 3三振 
★早稲田実
先発投手 斎藤佑樹 9回 6安打 0四死球 3失点 13奪三振
4番ショート 後藤貴司 4打数 1安打 1打点 0本塁打 1三振

早稲田実・斎藤佑樹投手については発売中の 『中学野球小僧7月号』にて4ページにわたるインタビュー記事が掲載されています。最後に、「夏の甲子園に出て、優勝したい」と決意を語っていましたが、まさに有言実行となりました。

◆一方、敗れた駒大苫小牧・田中将大投手については、次号9月9日発売の『野球小僧10月号』で取り上げる予定。そちらもお楽しみに。

(編集部・高校野球班)

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