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2006-08-29

都市対抗野球大会第5日目試合結果&レポート

 25日、第77回都市対抗野球大会(25日より12日間/東京ドーム)がついに開幕しました。5日目は、第2試合、第3試合が延長戦という熱戦が繰り広げられました。5日目の結果とイチオシゲームの試合レポートをお届けします。(組み合わせはコチラ!)

Settsu_2第1試合 JR東日本東北(仙台市) 3対2 大阪ガス(大阪市)
 JR東日本東北は先発の攝津正投手の9回5安打2失点の好投で接戦をものにしました。
<投手リレー>
JR東日本東北:摂津
大阪ガス:坂本-山田幸
<本塁打>
長谷部1号ソロ(JR東日本東北)

★今日のイチオシゲーム
第2試合 日本通運(さいたま市) 5対3 ホンダ鈴鹿(鈴鹿市) ※延長11回
▼日本通運が投手陣の踏ん張りで延長戦を制す

 今大会初の延長戦となったこの試合は、初回に日本通運が山崎俊紀選手のタイムリーで1点を先制。しかし、ホンダ鈴鹿も3回に宮川智光選手のタイムリー二塁打で2点を奪い逆転に成功しました。
 ホンダ鈴鹿先発の宮崎充登投手は、初回こそ制球が荒れていたものの、落ち着きを取り戻してからは、最速153キロ、常時140キロ後半というスピードボールで攻め始めます。それぐらいの速さになると、「ちょっと制球が荒れているぐらいが持ち味」と與本敏弘監督が語るように日本通運打線も苦しみ、5回までは無得点。しかし、6回に小松真選手のタイムリーで1点を奪い同点に追いつくと、8回には勝ち越し。先発の益田隆芳投手も好投を続けていたため、このまま逃げ切りかと思われましたが、ホンダ鈴鹿もその裏に宮川選手にタイムリーが飛び出し同点に追いつきました。
 延長戦に突入し、10回の2死一、三塁という絶体絶命のピンチを切り抜けた日本通運は、11回に2死一、二塁から澤村幸明選手のタイムリー二塁打で2点を奪い、初戦突破を決めました。

Miyakawa01 ▼悔しさを糧にさらなる成長を期待! 宮川智光選手 
 初戦敗退となったホンダ鈴鹿ですが、球場を沸かせてくれた選手が何人もいました。150キロを超えるストレートを持つ宮崎投手はもちろんのこと、打っては5打数4安打、守っては俊足を生かして守備範囲の広さを見せてくれた1番センターの中東直己選手、そして、2本のタイムリーで3打点を記録した宮川智光選手です。宮川選手は九州東海大時代から注目を集める好プレーヤー。とにかく足が早く、昨年、打撃フォームを変えたことで、大柄ではないもののパンチ力を身につけました。今秋のドラフト候補にも挙げられる宮川選手は赤いリストバンドに、がっちりとした体型で、遠めには岩村明憲選手(ヤクルト)のようです。
 この日は3回にレフト前にポテンと落ちるタイムリー二塁打を放ち、8回には「タイミングは合ってませんでしたが、集中できました」という鋭い当たりは左中間に飛ぶ同点のタイムリーとなりました。4打数2安打で、2安打ともタイムリーという活躍ながらも、宮川選手は、「1打席目のチャンスで走者を還せなかったので、2打席目は還したかったんです。最初のチャンスから走者を還したいです」と貪欲な姿勢を覗かせました。また、10回に2死三塁というサヨナラのチャンスで迎えた打席で、当然のように敬遠されてしまったことについては、「最後は勝負してほしかったです。決める気満々で集中していたので…」と、悔しさをむき出しに。
 サッパリとした坊主頭で、しっかりと相手の目を見て話す姿が印象的な宮川選手は、インタビューの中で繰り返し、「個人が活躍しても、チームが勝たなければやっぱり悔しい」と語っていました。9月30日から始まる日本選手権東海地区2次予選では、チームを勝利に導く活躍を見せてくれるのでしょうか? この日はDHとしての出場でしたが、守備にも魅力がある選手だけに、一挙手一投足に注目です!

<投手リレー>
日本通運:益田-濱元-中沢
ホンダ鈴鹿:宮崎-川脇(東海理化)-久武-松岡昌

<本塁打>
なし

第3試合 松下電器(門真市)JR東海(名古屋市) ※延長13回
 3対3で迎えた延長13回、JR東海のルーキー・日野原宏和選手がサヨナラ安打を放ち、初戦突破を決めました。
<投手リレー>
松下電器:山本隆之-山本隆司-田中稔
JR東海:中須賀-森川-野崎(一光)
<本塁打>
新田1号2ラン、新田2号ソロ(松下電器)

<写真>
上・安定した投球に加え、ピンチにも動じない精神力が魅力の攝津正選手(JR東日本東北)
下・ネクスト・バッターズ・サークルで集中力をみなぎらせる宮川智光選手(ホンダ鈴鹿)

(編集部・社会人野球班)

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