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2006-08-28

都市対抗野球大会第4日目試合結果&レポート

 25日、第77回都市対抗野球大会(25日より12日間/東京ドーム)がついに開幕しました。4日目は、昨年の優勝チーム・三菱ふそう川崎や、24年ぶりの本大会出場となった明治安田生命など、注目チームが目白押しの1日となりました。4日目の結果とイチオシゲームの試合レポートをお届けします。(組み合わせはコチラ!)

第1試合 JFE東日本(千葉市) 17対1 日本新薬(京都市)
 JFE東日本が16安打17得点と打線を大爆発させて圧勝しました。
<投手リレー>
JFE東日本:中嵜-塩田
日本新薬:田中-塩満-村田-貴志-加藤
<本塁打>
佐藤1号3ラン、畑1号2ラン、落合1号2ラン(JFE東日本)

★今日のイチオシゲーム
第2試合 JR四国(高松市) 3対7 新日本製鐵広畑(姫路市)
▼新日本製鐵広畑が終盤の猛攻で初戦突破!

 初回、新日本製鐵広畑が1点を先制。しかし、JR四国も2回に山下徹選手(四国銀行)のソロ本塁打で同点に追いつくと、3回には上野翔選手のソロ本塁打で勝ち越しに成功しました。JR四国が1点リードのまま、試合は7回に突入し、JR四国は四球で先頭打者を出すものの、送りバントが失敗し、この回無得点。「あのバント失敗で、嫌な予感がしていた…」と試合後に語ったJR四国・岡本尚史監督の予感が直後に的中します。その裏に新日本製鐵広畑は中川俊典選手がセンター前ヒットを放つと、次打者はすかさず送りバントを成功させました。そして、大嶋将也選手が同点のタイムリー二塁打、瀬端秀文選手が逆転のタイムリーを放ちました。JR四国は、8回にこの回先頭の田中祥映選手(四国銀行)のソロ本塁打で再び勝ち越しますが、新日本製鐵広畑も先頭の庄野圭昭選手(三菱重工神戸)がバックススクリーンに同点となるソロ本塁打を叩き込み、さらに2本のタイムリーでこの回一挙4点を追加し、試合を決めました。新日本製鐵は3年ぶりの本大会出場で、嬉しい初戦突破となりました。

Nakagoh▼快腕・中郷大樹投手の実力の片鱗を目撃
 この試合で注目を集めたのはJR四国の先発投手・中郷大樹投手でした。4年目の若武者は、一昨年、四国銀行の補強選手として、東京ドームに登場。昨年は150キロ近いストレートを投げるドラフト候補としても注目を集めましたが、故障で満足のいく結果は残せませんでした。今年は故障もほぼ完治に近い状態となり、エースとしてチームを引っ張り、自分のチームのユニフォームで東京ドームに帰ってきました。
 一時期は、スピードが陰を潜めた速球も、この日は145キロ近くを連発。腕も気持ちいいほどしっかり振れていて、故障の不安はすでに一掃されているようです。ストレートの速さもさることながら、2種類のスライダーが効果的でした。130キロ前後のタテのスライダーは、フォークのように空振りを奪い、横のスライダーでカウントを整えます。
 この中郷投手に6回までは1失点と抑え込まれていた新日本製鐵広畑ですが、7回から中郷投手に疲れが見えてきた途端に、畳み掛けるような攻撃で2点を奪うと、8回には「あのスライダーを持っていかれるとは…」と中郷投手も驚いた庄野選手のバックスクリーン弾も飛び出し、中郷投手をノックアウト。名門チームの底力を見せつけました。
 試合後、中郷投手は、「今日の状態は100パーセントではないにしろ、悪くはありませんでした。疲れは感じていなかったのですが、7回から打たれた理由はバテていたとしか思いつきません…。味方が点を取ってくれたので、抑えないと、と力んでしまったこともあるかもしれません」と、首をひねりながら答えてくれました。そして、「今後は、バテないスタミナをつけたい」と、終盤の投球を課題としました。この課題を克服したとき、中郷投手がどんな投手に成長するのか、楽しみに待ちたいですね!

<投手リレー>
JR四国:中郷-土居(四国銀行)-岩井
新日本製鐵広畑:池田-大西(三菱重工神戸)
<本塁打>
山下(四国銀行)1号ソロ、上野1号ソロ、田中(四国銀行)1号ソロ(JR四国)、庄野(三菱重工神戸)1号ソロ(新日本製鐵広畑)

Meijiyasuda 第3試合 明治安田生命(東京都) 1対3 三菱ふそう川崎(川崎市)
 昨年の覇者・三菱ふそう川崎が序盤に奪った3点を守りきり、初戦を突破しました。
<投手リレー>
明治安田生命:鈴木亮-木村雄太(東京ガス)
三菱ふそう川崎:佐藤大
<本塁打>
なし

<写真>
上・力投も、初戦敗退となった中郷大樹投手(JR四国)
下・24年ぶりの本大会出場に18000人の大応援団が駆けつけた明治安田生命

(編集部・社会人野球班)

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