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2006-07-31

甲子園予選レポート~29日神奈川予選決勝・横浜vs東海大相模

Fukei_4  7月29日、横浜スタジアムで神奈川大会決勝・横浜vs東海大相模の試合が行われました。全国一の激戦区・神奈川の王者を決める対決に、スタンドは超満員となりました。それでは、その模様をレポートします。

▼センバツの覇者・横浜が投打に圧倒
 試合は、横浜が初回に佐藤賢治選手(3年)の中越二塁打で2点を先制すると、その後も、高木泰昌選手(3年)の本塁打などで効果的に加点し、4回までに大量の10点をリードします。中盤に入って、エース・川角謙投手(3年)が東海大相模打線に点差をつめられたものの、6回に岡田龍明選手(3年)の本塁打などで3点、8回にも岡田選手のタイムリーで1点と、ダメ押しに成功。最後は7回途中から登板した西嶋一記投手(3年)が粘る東海大相模打線を抑えて15対7で勝利。横浜が2年連続12回目の甲子園出場を決めました。優勝が決まった瞬間、選手がマウンド上で歓喜の輪を作り、大応援団も大いに涌きました。

Fukuda ▼狙うは春夏連覇!
 試合後、甲子園出場を決めた横浜の主将・福田永将選手(3年)、エースの川角謙投手(3年)渡辺元智監督に話を聞くことができました。
 まず、5打数3安打1打点と活躍した福田主将は、「自分が調子の悪いときに、チームバッティングをしてくれたみんなに感謝しています。バントや守備など細かいところを磨いて夏も全国優勝したいです」と涙を流す場面も。ここまでチームを引っ張ってきた苦労を感じさせる言葉には、重みを感じました。
 さらに、7回途中降板となった川角投手は「甲子園では駒大苫小牧(南北海道代表)と戦ってみたいです。打撃のチームと呼ばれるのは悔しいので、甲子園では最後まで投げて胴上げ投手になりたいです」と、聖地・甲子園での好投を誓ってくれました。
 また、渡辺監督には試合を振り返ってもらいました。「今日の川角は東海大相模打線を意識しすぎて、前半飛ばし過ぎました。途中から暑さにまいってしまいましたが、後を継いだ西嶋がよく抑えてくれました」とリリーフで好投した西嶋投手の頑張りを讃えていました。さらに、大量15点を奪った攻撃面については「初回に佐藤がよく打ってくれました。今日はできすぎですが、“攻撃は最大の防御”ということで、打撃練習を中心にやってきた成果がでました」と、手応えを感じていた様子。そして、最後に甲子園については「大会までの時間は短いですが、打者はバント、投手は四球を出さないよう練習していきます。うちにだけ権利を与えられた“春夏連覇”を目指します」と力強く語ってくれました。
 この日、話を聞いた横浜ナインに共通していたのは、全国制覇が目標ということ。松坂大輔投手(現・西武)を擁して春夏連覇した、98年のメンバーと比べてもひけをとらない今年の横浜。同じく春夏連覇を達成して、偉大な先輩に肩を並べることが出来るのでしょうか? 初戦から絶対に目が離せません! 

Takayama ▼無念のK・Oに涙
 一方、敗れた東海大相模・先発の高山亮太投手(3年)は試合後、涙が止まりませんでした。この日、先発を任されたものの、4回途中で降板し、まさかの10失点。試合後、「調子自体は悪くなかったけど、いきなり白井(史弥・横浜3年)にヒットを打たれて、浮き足だってしまいました。横浜打線は失投を見逃さず、甘く入ったボールは全部打たれました。横浜を倒すことだけを目標にやってきたのに…」と、無念の表情で答えてくれました。しかし、最後には「自分たちに勝ったチームなので、全国制覇をしてもらいたい」と、死力を尽くして戦ったライバルにエールを送りました。

◎試合結果
7月29日 神奈川大会決勝(横浜スタジアム)
横浜○15対7●東海大相模
※横浜は2年連続12回目の夏の甲子園出場

★『野球小僧』編集部ログ【ブログ版】夏の高校野球の歩き方~東日本編(注目選手はこちらでチェック!)
http://kozo.boxerblog.com/kozo/2006/06/post_5fa4.html

★神奈川県高野連ホームページ
http://www21.ocn.ne.jp/~khbf/

※好評発売中の『野球小僧8月号』は、今年も高校野球の情報が満載です。
49地区の展望や、最新の有望選手リストもあります。目次はコチラ

<写真>
上・大応援団の前で、校歌を斉唱する横浜ナイン
中・主将として、チームを引っ張った福田永将選手(横浜)
下・4回途中でマウンドを降りた無念の高山亮太投手(東海大相模)

(編集部・保泉)

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