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2006-05-31

都市対抗東京予選レポート~セガサミーが圧勝で初戦突破!

 高校野球地区大会、大学選手権の話題で盛り上がっているアマチュア野球界。社会人野球も、都市対抗野球大会(8月25日~12日間/東京ドーム)に向けて各地で予選が始まっています!
 東京でも3つの代表権を争い、社会人野球の夏が開幕しました。スポニチ大会準優勝のシダックス、昨年まで東京ヤクルトスワローズの2軍投手コーチを務めていた松岡弘監督率いる西多摩クラブ、新規参入したセガサミーなど、例年より話題が豊富な東京。その中で、5月30日に府中市民球場で行われた都市対抗野球大会東京1次予選・セガサミーvsWIEN'94明治安田生命vs東京好球倶楽部をレポートします。

Gahan
視察に来ていた他チームの関係者も要チェックしていたゴーハン投手(セガサミー)
▼セガサミーの実力は?
 今年、社会人野球に参入したセガサミー。近年の高校野球や大学野球で活躍していた選手も多い、粒ぞろいの選手構成です。その分、若い選手が中心となり、チームとしての実力は未知数でした。
 しかし、3月の東京都春季企業大会で公式戦に初挑戦すると、5月の九州大会では、並み居る強豪をなぎ倒しベスト4に進出! 今は実力で注目を集めています。
 また、3月の東京都春季企業大会では大応援団も登場しました。都市対抗の予選となれば、どれぐらいの人が来るのだろう? と楽しみにしていましたが、この日は大応援団は現れませんでした。その分、選手たちの声が、スタンドまでよく聞こえてきました。若いチームらしく、みんなベンチから身を乗り出して元気いっぱいです。

▼初陣を飾ったセガサミー
 そんなセガサミーは、試合開始直後、いきなり6点を奪うとその後も打線が大爆発。7回終了までに16点を取り、コールド勝ちを収めました。投げても、天沼秀樹投手ゴーハン投手畑山侑作投手木村宣志投手の継投で見事な完封リレーを決め、投打ともに力を見せてくれました。
 先日加入したばかりのゴーハン投手は4回から登場しました。ゴーハン投手はアメリカ・マイナーリーグ、オーストラリアの国内リーグや国代表として活躍。WBCでは1次リーグのドミニカ共和国戦に登板し、強力打線を相手に2回無失点に抑えた注目の投手です。外人投手らしい投球フォームからの重そうな速球とスライダーに、WIEN'94打線はまったく手が出ませんでした。都市対抗本選出場への大きな武器になりそうです。

Aoshima
試合中は厳しい表情も、思わぬ快勝に試合後は笑顔がこぼれた青島健太監督(セガサミー)
 試合後、青島健太監督「九州大会から投打がイキイキして、チーム状態がよくなりました。こんなに打ち勝つとは予想していませんでしたが、選手がやることをやった結果だと思います。一番の目標はもちろん、都市対抗本選出場です。挑戦していく気持ちに変わりはありませんが、九州大会ベスト4で、勝負できるという自信はつけました」と嬉しそうに答えていました。そして、今後の試合については、「今回はたまたまいいところが出ましたが、次にどんな試合ができるかで、今までの成長の度合いがわかると思います。甘くはありませんが、1試合1試合が勉強です。今日の勝利は、いい歴史の1ページになりました。負ければ、夏が終わってしまう中で、選手は日々成長しているので、思いきりぶち当たっていきます! 次を楽しみにしていただきたいです」とのこと。
 企業チームの廃部、休部が相次ぐ中で、新規参入したセガサミー。社会人野球復活への起爆剤になってほしいです!

▼東京六大学で活躍したあの投手が登場!
 大敗を喫したWIEN'94。1999年には全日本クラブ選手権で優勝している実力のあるクラブチームだけに意外な結果でした。
 そんなWIEN'94の7回のマウンドに登場したのは志村亮投手。「どこかで聞いたことのある名前だな?」と思った方も多いでしょう。それもそのはず、慶應義塾大で通算31勝をあげ、1988年にドラフトの目玉として騒がれたものの、プロを拒否。一般人として就職することを選んだあの志村亮投手です。
 志村投手も現在は39歳。しかし、動きは年齢を感じさせないほど機敏で、1回を1失点に抑えました。1988年ドラフトでプロに入団した、志村投手の同期となったかもしれない選手たちも、もう数えるほどしか残っていません。プロ・企業チーム以外の道を選び、いまだ野球を続ける異色の選手として今後も頑張ってほしいですね。

Matsushita
今年の東京都クラブ春季大会では準優勝し、敢闘賞も受賞した松下登投手(東京好球倶楽部)

▼明治安田生命、勝利も…
 2試合目は明治安田生命vs東京好球倶楽部。第1試合と同じく企業チームvsクラブチームの対戦でした。初回に、明治安田生命は2点を先制します。その後、5回、6回、7回に1点ずつ得点を重ね、5対1で勝利。しかし、スカッと快勝という雰囲気はありませんでした。
 というのも、明治安田生命は5点を奪ったものの、東京好球倶楽部の先発・松下登投手を打ち崩したとはいえなかったからです。松下投手は左のアンダースローという珍しい投手(監督も兼任!)で、明治安田生命の打者は明らかに打ちづらそうでした。立ち上がりこそ2点奪われますが、その後は明治安田生命打線を抑えこみます。中盤以降は疲れが見え始め、制球も乱れ気味に。しかし、無死からのランナーを出したときなど、大量得点につながる場面は最少失点で切り抜けていました。
 そんな松下投手を助けたのは堅い守備陣です。ライトの牛久保和哉選手の見事なバックホームなど、好プレーも飛び出しましたが、確実に併殺を取る堅実な守備が印象的。チームワークを感じさせました。
 企業チームと比べ、練習場所や時間など、何かと不利なクラブチームですが、チーム数が増加していることで、レベルは上がってきているようです。都市対抗に先駆けて行われる全日本クラブ選手権(8月10日~4日間/足利市民・太田運動公園)も見逃せません!

 6月1日には、2次予選進出をかけ、府中市民球場でこの日勝利を収めた、セガサミーvs明治安田生命の試合が行われます。この試合の前には、シダックスvs西多摩クラブの試合も行われ、こちらも要注目です。
 また、敗れたWIEN94と東京好球倶楽部も敗者復活戦から、再び2次予選進出を目指します。

★都市対抗野球大会東京1次予選

<5月30日・府中市民球場>
セガサミー○16対0●WIEN'94
明治安田生命○5対1●東京好球倶楽部

★日本野球連盟公式HP
http://www.jaba.or.jp/

★セガサミー(野球部ページあり)
http://www.segasammy.co.jp/japanese/index.jsp

★東京好球倶楽部公式HP
http://homepage2.nifty.com/tkc-wildboars/

(編集部・新井)

2006-05-30

駒田徳広さんの取材に行ってきました! パート2~新人編集者同行記編~

良い例
Good1_1
Good2_1
リラックスしていて、最後までボールを見ている良い例
 こんにちは。新人編集者の保泉達哉です。今回、初めて取材に同行させてもらったので、その模様をレポートします。(駒田徳広さんの取材に行ってきました! パート1はコチラ
  

▼取材相手は超有名人!
 初めての取材相手はなんと駒田徳広さん。読売ジャイアンツ、横浜ベイスターズで活躍し、ゴールデングラブ賞を10回も受賞した名プレーヤーです。子供の頃、テレビの中で活躍していた選手に会えるということで、嬉しい気持ちと、粗相があってはいけないという緊張が入り交じり、前日は睡眠不足気味でした。
 また、今回は実際にボールを使って、駒田さんが技術指導をしてくれるとのこと。高校野球経験者で、それから5年経った現在も草野球で汗を流している僕は、どんな技術を伝授してもらえるのかとそちらも楽しみに同行してきました。

▼人気者の駒田さん!
 取材は駒田さんの自宅近くの公園で行われました。当日の天気はあいにくの雨でしたが、駒田さんはとても丁寧に指導してくださいました。指導の最中には、地元の方に「駒田さんお疲れさまです」と声をかけられる場面もあり、現役時代同様に、ファンに愛される駒田さんの人柄が伺えました。

▼ゴールデングラブ賞に輝いた技を目撃!
 公園に着くと、「ショートバウンドの投げ合いをしよう」と駒田さん。軽くキャッチボールをして肩を慣らしたら、さぁ、ショートバウンド練習の始まりです。
 「遠慮はいらないからね」の駒田さんの言葉に、オリャーと全力で投じた僕の球はイレギュラー気味のショートバウンド。あっ、危ない!
 しかし、そのボールは「スッ」と駒田さんのグラブにいとも簡単に吸い込まれました。何度やっても同じです。誰もが苦労するショートバウンドが駒田さんにかかると簡単なもののようです。 
 

×悪い例
Bad リラックスできず、顔も逃げている悪い例

▼キーワードはリラックス!
 一方の僕はというと…やっぱりうまくいきません。そんな僕に、駒田さんからアドバイスが。「グラブと球をケンカさせないように、リラックスしながら」と身振り手振りを交えながら教えてくれました。
 「なるほど」と感心しつつも、さっそく実践すると、徐々に捕球動作に変化が。体で止めようとしていた捕球動作が、最終的にはリラックスして捕球できるようになりました。
 また、この捕球の仕方だとイレギュラーした時にリラックスしている分、素早く反応できるという利点も。つまり、スムーズに捕球できるだけでなく、ケガ防止にもなるのです。
 駒田さんはその野球技術はもちろん、指導技術もまさにゴールデンでした。

▼他にもたくさんの技を伝授!
 今回の駒田さんによる技術指導は目からウロコなものばかりで、中学生に限らず、僕のような草野球プレーヤーにもタメになるものばかりでした。また、ショートバウンド捕球法だけでなく、駒田さんは名ファーストになれる秘訣をいっぱい教えてくれました。
 ショートバウンドをうまく捕球したい、名ファーストになりたいという選手は、6月9日発売の『中学野球小僧7月号』をぜひ読んで下さい。
 以上、新人編集者の保泉がお伝えしました。

(編集部・保泉)

2006-05-29

東都大学リーグレポート~1部残留か? 入れ替え戦か? 熾烈な最下位決定戦!

 今季の東都大学リーグは、まさに「戦国東都」の様相。各校の実力が例年以上に接近しており、どのチームも気が抜けないリーグ戦となりました。その結果、全日程を終えて優勝、最下位が決まらないという異常事態がおこり、2つの順位決定戦が行われることとなりました。これは、もちろん東都大学リーグ史上初めての出来事。そんな熱い東都大学リーグを5月26日に神宮球場で行われた最下位決定戦・駒澤大vs立正大からレポートします。

▼今までにない雰囲気を体験!
 最下位決定戦などつまらないのでは? と思うかもしれませんが、そんなことはありません。負けたチームは、2部優勝チーム・國學院大との入れ替え戦に臨むことになるため、今日の試合はまさに1部生き残りをかけるもの。
 選手たちもリーグ戦以上に気合いが入った様子。1試合で決まってしまうガチンコの対決に、イニングごとに円陣を組んでは大きな声を掛け合っており、この試合で残留を決めてやる! という気迫が伝わってきました。
 また、スタジアムも1つのヒット、1つのアウトに一喜一憂するという、いつものリーグ戦にはない雰囲気に包まれていました。

▼駒澤大の1部残留が確定!  Masui
 そのような中、行われた試合は、序盤こそ投手戦になったものの、4回に駒澤大打線が立正大の先発・高田一仁投手(3年)を攻略。この回、打者一巡の猛攻で6点を挙げました。その後も効果的に加点し、9対1で勝利を収め、一足早く1部残留を確定させました。
 スコア上では駒澤大の圧勝でしたが、立正大ナインのあきらめない全力プレーは見てる側に何が起こるか分からないという思いを抱かせ、最後まで熱くさせてくれました。

▼増井浩俊投手が初完投!
 駒澤大の先発は増井浩俊投手(4年)。エース候補と下級生の時から期待されながらも、昨秋までわずか1勝となかなか期待に応えられずにいた選手です。
 しかし、この日は今までの不振を晴らすかのような素晴らしい投球を披露。181センチ72キロと細身ながら、鋭い腕の振りから放たれたストレートは最速で143キロをマーク。これに、切れ味のあるスライダーを織り交ぜ、この大事な一戦に完投という形でチームの期待に応えました。 表情を変えず淡々と投げるタイプながら、絶対に打たせるか! という闘志が見ている側にも伝わってきて、技術だけでなく、精神的にもエースに近づいた印象。この秋の活躍が今から楽しみです。

Hayashi_3 ▼ルーキーの林裕也選手とキャッチャー「パパイヤ」が活躍!
 野手では、林裕也選手(1年・駒大苫小牧高)と山田将斗選手(3年)が目を引きました。
 この日の林選手は2番セカンドで出場。4回に、打者一巡の口火を切る、鋭い当たりのセンター前ヒットを放つと、同じ回にライト前タイムリーも放ち、1イニングに2本のヒットを記録しました。バッターボックスに入った林選手は、ルーキーとは思えない程の落ち着いた雰囲気。高校時代から評判のバッティングに磨きがかかっただけでなく、精神的にも成長し、たくましくなっていました。
 キャッチャーの山田選手は、的を絞らせないリードと5打数2安打2打点を記録した打撃で、増井投手を強力に援護。スタンドにいる部員からは「パパイヤ~」と呼ばれ、タレントのパパイヤ鈴木似の愛嬌ある風貌とガッツ溢れるプレースタイルでチームのムードメーカーとなっていました。

▼韋駄天・小手川喜常選手の全力プレー!
 敗れたものの立正大にも好選手がいました。特に光っていたのは、小手川喜常選手(4年)です。
 1番バッターの小手川選手は、転がせばセーフになるのではと思わせる俊足とベースに飛びかかるようなヘッドスライディングを披露。その様はまるで獲物を捕らえるチーターのようでした。打撃でも追い込まれてから、カットで粘れるバットコントロールを持っていて、そのしぶとさは相手チームにとって脅威です。
 また、常に全力を出し切るそのプレースタイルは、技術はもちろん、気持ちでもチームを引っ張るという強い意志が見てる側にも伝わってきました。入れ替え戦では1部残留の立役者となってもらいたい選手です。
 
▼立正大は1部残留をかけ、入れ替え戦へ
 敗れた立正大は6月3日から神宮球場で2部優勝の國學院大と入れ替え戦を行います。國學院大にはドラフト候補にも挙げられている嶋基宏選手(4年)がおり、好ゲームが期待されます。入れ替え戦では、1部への切符を手にするため、今日以上の熱いプレーが見れることは確実。皆さんもぜひ球場に足を運んでください。

Kotegawa_2★東都大学リーグプレーオフ結果
<5月26日>
駒澤大学○9対1●立正大学

★東都大学野球連盟公式HP
http://www.tohto-bbl.com/

★駒澤大学硬式野球部公式HP
http://www12.ocn.ne.jp/~baseball/

<写真>
上・初完投を飾った増井浩俊投手(駒澤大)
中・1イニング2安打の活躍を見せた林裕也選手(駒澤大)
下・韋駄天・小手川喜常選手(立正大)

(編集部・保泉)

2006-05-28

神奈川大学リーグレポート~激戦を制し、関東学院大が優勝!

 熱い戦いが続いていた神奈川大学リーグもついに優勝校が決定しました。27日、首位の関東学院大は、1勝1敗1分けで迎えた、勝てば優勝、負ければプレーオフという神奈川大4回戦で勝利。3季連続49回目の優勝を決めました。今季は、リーグ戦の最後の1試合まで優勝の行方が分からないという激戦続きのシーズンでした。
 これまで神奈川大学リーグは、関東学院大、神奈川大、横浜商科大の「3強」が強さを発揮してきました。ところが、近年は神奈川工科大、鶴見大などがメキメキとパワーアップ。さらに2部リーグには、今季から水戸短大付高校で監督として甲子園経験のある齊藤博久監督が率いる桐蔭横浜大が加盟。今後、ますます注目を浴びそうなリーグなのです。
 そんな「“新”戦国ムード」の気配がただよう神奈川大学リーグは横浜スタジアムで行われる24日、25日が最終節でした。関東学院大が勝ち点を挙げれば優勝が決定するという大一番の最終節、24日に行われた関東学院大vs神奈川大横浜商科大vs神奈川工科大をレポートします。

Uchida ▼本格派右腕vs変則右腕の対決は…
 関東学院大の先発は注目の内田徹投手(3年)。神奈川大は岩崎誠一郎投手(4年)でした。
 内田投手は昨秋のリーグ戦で最優秀選手賞を受賞した好投手。力のある真っすぐが印象的な本格派投手です。対する岩崎投手は、昨秋、ベストナインを獲得。アンダースローのような投球動作ながら腕はサイドから出てくる、という変則右腕です。タイプの全く違うエース同士の対戦でした。
 試合は、関東学院大が初回に2点を先制。内田投手は3回までをパーフェクトに抑え、神奈川大打線につけいる隙を見せない投球を披露します。しかし、4回2死から槙原昌弘選手(4年)にセンター前ヒットを許すと、その後、2者連続四球。初安打に動揺したのか、制球が乱れます。次の回にも2死から四死球などでピンチを迎え、得点は奪われなかったものの、序盤の内田投手とは別人のようです。
 関東学院大は5回表に2点を追加し、粘り強く投げ続けていた岩崎投手をマウンドから引きずりおろしますが、6回には内田投手が二塁打を2本打たれ、2死を取ったところで早めの降板。それが裏目に出て、一挙5点を奪われ逆転されてしまいます。
 しかし、次の回に関東学院大も1点を返し、同点のまま9回へ突入。両チームとも0点に終わると、3時間制限ルールで延長戦なしの引き分けとなりました。
 その後、関東学院大は翌日に勝利し、優勝に王手をかけましたが、27日に敗北。最終決戦となった28日に雨が降り続く悪天候の中での熱戦を5対2で制して、リーグ優勝を手中に収めました。

Iwanaga ▼大学選手権に向けて
 投手力のチームと言われる今季の関東学院大。エース・内田投手は24日の試合こそ6回で降板したものの、28日は2失点完投の好投を見せてくれました。リリーフ陣も揃っていて、投手陣は万全。昨年に比べると、打線は小粒な印象がありますが、最終節では目覚めてきた兆しが見えました。大学選手権は各大学の好投手が集ってくるだけに、打線の爆発に勝利がかかってきそうです。
 そんな関東学院大打線のキーマンに推したいのは、24日の試合で関東学院大の8本の安打のうち、4本を稼いだ岩永雅大選手(4年)。俊足の3番打者で、チャンスメークもできれば、打点を稼ぐこともできます。昨秋はチームトップの打率.326を記録。シュアなヒットメーカーで、三振はなんとたった1つ! 注目の好打者です。
 
▼フレッシュパワーで神奈川大が粘る!
 この春のリーグ戦は最終的に3位で終了した神奈川大。1つでも負けると優勝の可能性がなくなってしまう24日の試合では下級生がスタメンに3人、代打でも2人登場したフレッシュ打線でした。
 一挙5点を奪った6回は、田頭寛大選手(4年)の二塁打でチャンスを作ると、1年生の田母神浩平選手小林亮選手のタイムリー二塁打などで勝ち越しに成功。新入生たちが負けられない一戦で力を発揮してくれました。
 リリーフで登場した千葉政秀投手もまだ2年生。横浜高校では涌井秀章投手(西武)の2番手投手として活躍しました。大学で腕を磨き、来年はエースへと大きな期待をかけられています。
 神奈川大は25日に敗北し、この時点で優勝はなくなりました。しかし、翌26日にはサヨナラ勝利を収め、27日には5点リードされた9回に2点を奪う粘りを見せました。下級生が頑張っているチームだけに、これからグングン実力を伸ばしてきそうです!

Aragaki ▼秋に期待! 横浜商科大
 24日の2試合目は横浜商科大vs神奈川工科大。横浜商科大が1敗でもすれば優勝の可能性が消滅するだけに、試合前は緊張感がみなぎっていました。しかし、試合が始まると、両校ともエラーが続発…。緊張しすぎてしまったのでしょうか?
 この試合、横浜商科大の先発は新垣勇人投手(3年)でした。国士舘高校では、エースとして活躍、甲子園にも出場した投手です。國學院久我山高校出身の関東学院大・内田投手とともに、東京の高校野球ファンには少し懐かしい名前かもしれません。
 新垣投手は高校時代に比べると、体が一回り大きくなり、特に下半身がしっかりした印象。キレのあるスライダーが効果的で、神奈川工科大打線を1点に抑えました。
 横浜商科大は翌日の試合にも勝利し、勝ち点4でシーズンを終えました。関東学院大が神奈川大から勝ち点を取ったことで、プレーオフに持ち込むことはできず、2位が確定。しかし今季は、優勝した関東学院大に1勝し、関東学院大を苦しめた神奈川大にも連勝で勝ち点を奪い、実力は見せつけました。打線は強力で、磐石のエースもいるだけに、秋は期待したいチームです。

▼白熱の応援合戦!
 24日に試合が行われた4校はそれぞれ応援も盛り上がっていました。全国大会では、応援団・チアリーダー・吹奏楽・一般学生が揃い、東京六大学の応援団にも負けないほどの応援を展開する神奈川大もこの日は平日のせいか、吹奏楽が欠席。それでも、ラジカセで音楽を流し、応援団とチアリーダーが声を張り上げていました。
 他の大学は部員と一般の方しかいなかったものの、関東学院大は東京ヤクルトスワローズの名物・東京音頭&傘振り応援で盛り上げ、神奈川工科大はロッテ風に応援。横浜商科大はノリがよくて元気いっぱい!
 応援団、チアリーダー、吹奏楽が整然と応援している大学ももちろん魅力的ですが、部員の応援にも注目すると面白いですよ。
 特に大学選手権は、全国から大学が集まるので、ノリのいい応援をどんどん吸収しながら、勝ち進んでいく大学もあります。四死球の時に部員が歌う「♪ま~いどまいど、まいどでまいど」は、大学選手権で広まり、各大学が地元のリーグ戦に持って帰ったためか、色々なリーグで耳にするようになりました。
 大学選手権に出場が決まっている大学では、国際武道大の柔道応援、阪南大のノリ(2年前にはアイスのガリガリくんのCMソングで応援していました…)に注目です!

Tokyoondo_2★神奈川大学リーグ戦試合結果

<5月24日>
関東学院大5対5神奈川大
横浜商科大○2対1●神奈川工科大

<5月25日>
神奈川工科大●0対1○横浜商科大
神奈川大●3対8○関東学院大

<5月26日>
関東学院大●4対5○神奈川大

<5月27日>
神奈川大●2対5○関東学院大

※関東学院大は3季連続49回目の優勝!

★関東学院大硬式野球部公式HP
http://homepage3.nifty.com/shinkmr/baseball/

<写真>
上・関東学院大のエース・内田徹投手(関東学院大)
中上・打線を引っ張ってほしい岩永雅大選手(関東学院大)
中下・高校時代の同級生で現在青山学院大の久古健太郎投手との投げ合いをいつか見たい! 新垣勇人投手(横浜商科大)
下・関東学院大の傘振り応援。東京でもなければ、ヤクルトに出身選手もいないのに何故…?

(編集部・新井)

『野球小僧』CMソング大全<第27回/清原和博(オリックス・バファローズ)>

野球に絡む森羅万象を勝手に宣伝してしまおう! というノリではじまった『野球小僧』CMソング大全
 今回は、ついに復活した清原和博選手の登場! 20年ぶりに関西に帰って来たスター・清原選手は相変わらず存在感を放っています。しかし、最近はテレビで見せる笑顔も印象的。そんなイメチェン成功? な清原選手をmaruseさんはどのようにアレンジしたのでしょうか?
 みなさんも、maruseさんが誘う異世界のサウンドandイラストを堪能して下さい。

 このコーナーは原則として毎週日曜日に更新していきます。

 今後、どのような作品が登場するのでしょうか? お楽しみに。

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『野球小僧』CMソング大全<第27回/清原和博(オリックス・バファローズ)>

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 いつも怪我に泣かされてきた清原選手。彼の姿が見えないと、あれ? なんだか寂しいなあ、と思ってしまうは私だけではないでしょう。
 そして最近もしばらく試合に出ていませんでしたが、ついに復活! なにかと取り沙汰されることも多い清原さんではありますが、そこはやはり大選手、1500打点も達成し、その存在感はさすがですね。お帰りなさ~い。Kiyohara

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★運命(さだめ) cm_kiyohara.mp3<0.6MB>をダウンロード
作詞 作曲 編曲 maruse
(制作 speedy & frozen factory)
*歌=神田川十四浪

あなたは今も怒ってますか
あの日あたったデッドボール
だけど しかたがないのです
それは あなた あなただから
デッドボール それは強打者の運命
そう それはその証なのだから

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<作曲のツボby maruse>
 清原選手の背負っている運命(さだめ)…かぁ。「そそそ、そんな壮大なテーマ、どうすればいいの!?」と悩みに悩んだ末、歌を「プロテクター」でその使命を歌い上げてくれた「サンギラス改め、神田川十四浪」さんにお願いしました。バイオリンも弾いてみました。まるで神○川みたい。
 十四浪さん、今回も私のバカすぎる歌唱指導を真面目かつ忠実に再現して下さり、感謝いたします。せつせつと訴えかけるような歌をみなさんもご堪能ください、ね。

◆maruseプロフィール
バイオリニスト・作編曲家・イラストレ-タ-
 バイオリニストとして様々なアーティストのライブやレコーディングに参加。
 同時に作編曲家としてTV CM、ゲームなどの音楽を手掛ける。更にはイラストレーターとして雑誌、ポスター、Tシャツのデザインなどに携わる。

For more info.

http://www007.upp.so-net.ne.jp/marusemania/
(maruse オフィシャルサイト)

http://speedyfrozen.com
(このコーナーの曲の制作をやっている"sppeedy & frozen factory"のサイト)

http://www.yoshmore.com/swanson_records_index.html
(maruseが参加するインディーズレーベル"SWANSON records"の作品集の紹介サイト)

(編集部・音楽班)

2006-05-27

鹿取さんと打ち合わせ~今季注目の若手投手たちについて聞く

Katorisan_1   「携帯版野球小僧」で連載中のコラム「闘球塾」の打ち合わせのため、鹿取義隆さんにお会いしてきました。
 プロ野球が開幕して約2ヶ月。WBC投手コーチとして今季のスタートを切った鹿取さんですが、現在は評論家として球場に足を運ぶ生活に戻られています。今回は、ここまでのペナントレースで活躍が目立つ若手投手たちについての話題がメインとなりました。

▼やっぱり気になるジャイアンツ投手陣
 開幕から好調をキープしている今季の巨人。パウエル、豊田清、野口茂樹らの大型補強による戦力アップに加え、内海哲也、西村健太朗ら生え抜きの若手投手たちの台頭がチームの好調を支えています。
 OBであり、02年にはヘッドコーチとして巨人を日本一に導いた実績を持つ鹿取さん。やはりかつて在籍したチームの状況は気にかかるようで、内海、西村の成長については特に頼もしく感じられているようでした。
「終盤でも変化球でストライクをとれるようになったことで完投能力がついた」という内海に、「下半身を強化したことによって最後まで球の勢いが落ちなくなった」という西村。「次世代には左右のエースを任せられる素材」と、鹿取さんも大きな期待を寄せているようでした。

▼優秀なルーキー投手たちにも注目
 巨人以外のチームに目を向けると、今季は例年にも増してルーキー投手の活躍が目につきます。鹿取さんも、八木智哉(日本ハム)、平野佳寿(オリックス)を始めとした新人投手たちの活躍には注目されているようです。実際に球場で投球をご覧になったという平野に関しては、「初球から降板するまでスピードが全く変わらず、ゲームの中でメリハリをつけるテクニックも持っている」と、その新人離れした能力には驚かされたとのこと。この調子でがんばっていけば、「将来はメジャーで投げることになるかもしれない楽しみな投手」と絶賛されていました。
 
 まだまだ話題に上った投手は多くいるのですが、詳しくはコラム「闘球塾」の中で語っていただけるようなのでご期待下さい!

★「携帯版野球小僧」アクセス方法<一部有料月額315円(税込)>

▼DoCoMo
 メニューリスト→スポーツ→野球→『野球小僧』
▼vodafone
 メニューリスト→スポーツ→野球・大リーグ→『野球小僧』
▼au
 メニュー→EZインターネット→野球→『野球小僧』

<写真>
今季好調な若手投手たちについて語る鹿取さん

2006-05-26

大学野球速報~残すはあと4リーグ!

Jingu_6  各地の大学野球リーグもほとんどが全日程を終え、優勝校が決まってきました。全日本大学選手権(6月6日~11日/神宮球場、東京ドーム)の組み合わせ抽選日29日まであと少しです。
 まだ、北海道学生リーグ、東都大学リーグ、神奈川大学リーグ、福岡六大学リーグは熱く燃えたぎっていますが、今日は26日までに優勝を決めた大学と、注目選手を紹介したいと思います。先週、すでに優勝が決まっていた大学の注目選手はコチラ

※注目選手は『野球小僧2月号』「ドラフト候補&有望選手リスト」、『野球小僧世界野球選手名鑑号』「大学生有望選手リスト」から抜粋しています。

◎優勝校が決定したリーグ

★札幌学生リーグ
浅井学園大学(2季連続2回目の優勝)
<注目選手>
投手 佐藤直也/2年/雄武/183cm83kg/右右

【昨秋は重い速球とマウンド度胸で初優勝に貢献。体のキレ出れば怖い存在】
一塁手 鈴木啓仙/4年/駒大岩見沢/183cm83kg/右左
【高校時は苫小牧駒大・上伊澤と大型クリーンアップ。長打力+シュアさで昨秋は.400】

Simoyama
プロも注目するスラッガー・下山学(青森大)

★北東北大学リーグ
青森大学(6季ぶり32回目の優勝)
<注目選手>
投手 森内壽春/4年/八戸工大一/178cm70kg/右右
【球持ちが長く初速終速の差が小さな粘る球質。シュート、スライダーで丹念な投球】
捕手 綿引司/4年/水戸農/178cm74kg/右右
【抜群に軽快な動きと俊足の強肩捕手。昨秋は.412で一躍打の成長見せる】
外野手 下山学/4年/法政二/179cm80kg/右右
【鉄砲肩からの猛返球は商売モノ。昨秋は故障上がりで持ち味のパワー不発】

★仙台六大学リーグhttp://www.sen6.jp/
東北学院大学(35季ぶり17回目の優勝)
<注目選手>
投手 岸孝之/4年/名取北/178cm68kg/右右
【指のかかり抜群の140キロ後半と高速スライダーは西口(西武)ばり。体作りを】
投手 長谷川貴志/4年/東北学院/179cm74kg/右右
【内外角の揺さぶりに胸元速球とシンカー、スライダーとの緩急で高低を突く】
<関連リンク>
★仙台六大学リーグレポート~快腕出現で18年目の異変発生中!(2006年5月16日)
http://kozo.boxerblog.com/kozo/2006/05/18_25a1.html

★南東北大学リーグ
石巻専修大学(2季連続3回目の優勝)
<注目選手>
投手 篠田恭兵/2年/巻/178cm90kg/右左
【昨季は1年ながらスライダーのキレと勝負度胸で抑えの切り札として優勝に貢献】

Nakazawa_1
身体能力抜群の内野手・仲澤広基(国際武道大)

★千葉県大学リーグhttp://www.cub-channel.net/index.html
国際武道大(4季ぶり25回目の優勝)
<注目選手>
二塁手 鈴木亮/4年/東邦/175cm67kg/右左
【見るからに俊足、見るからにシュア、見るからに内野手。そんなスリムな1番打者】
三塁手 仲澤広基/2年/東海大甲府/181cm80kg/右右
【高校時に比べ体のキレと自信が増して精悍な野球に。長打力と堅実な守り】
外野手 川端崇義/4年/東海大相模/173cm80kg/右右
【2年秋に.510、2弾で首位打者&ベスト9。昨秋も.440で打率2位の勝負強さ】

★東京新大学リーグ
創価大(6季連続26回目の優勝)
<注目選手>
捕手 小早川伸仁/3年/創価/178cm85kg/右右
【昨秋DHから捕手復帰し、八木(現日本ハム)の難球も無難に対応。豪打を再び】
<関連リンク>
★創価大学硬式野球部公式HP
http://www.geocities.jp/ningenyakyu_no1/
★東京新大学リーグレポート~創価大が連勝記録樹立!(2006年5月9日)
http://kozo.boxerblog.com/kozo/2006/05/post_55e3.html

Hirano_5
東京六大学を代表する投手・平野貴志(法政大)

★東京六大学リーグhttp://www.big6.gr.jp/index.html
法政大学(2季連続42回目の優勝)
<注目選手>
投手 平野貴志/3年/桐蔭学園/174cm78kg/右右
【140キロ後半の速球と高速スライダーと胸元のシュートは威圧感東京六大学No.1】
三塁手 西川明/4年/三重/175cm72kg/右左
【ミートは天才肌だが逆に悪球に手を出すのが惜しい。長打力・快足・強肩抜群】
遊撃手 大引啓次/4年/浪速/177cm75kg/右右
【地に足のついた攻守は実戦で威力発揮。左中間・右中間への長打が増えた】
外野手 金丸勝太郎/4年/横浜隼人/181cm72kg/右右
【スマートなプレースタイルにスター性。ユニフォーム汚して打って走って守れ】
外野手 須藤宗之/4年/武相/177cm80kg/右右
【猛肩で攻撃的な外野守備はプロ級。詰まってもポテンにできるヘッドスピード】
<関連リンク>

★法政大学硬式野球部公式HP
http://www1.odn.ne.jp/hoseibaseball/
★法政大対東日本国際大の試合を観戦!(2006年3月22日)http://kozo.boxerblog.com/kozo/2006/03/post_475b.html

★東海地区大学リーグ
日本大学国際関係学部(2季ぶり2回目の優勝)

★北陸大学リーグ
福井工業大学(5季連続63回目の優勝)

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上原2世と期待を受ける村田透(大阪体育大)
<注目選手>
投手 岩田直大/3年/和歌山/184cm87kg/右右
【雄大な体躯と140キロ中盤の球威には大きな可能性。ここ一番の制球獲得を】
捕手 藤川智/2年/生光学園/177cm85kg/右右
【四国では高1から強打の捕手で鳴らし昨秋はDHで勝負強い長打力アピール】

★阪神大学リーグ
大阪体育大学(2季連続27回目の優勝)
<注目選手>
投手 村田透/3年/大体大浪商/181cm74kg/右左

【OBの上原(巨人)2世と呼びたい躍動感いっぱいの腕の振りと140キロ後半速球】

★京滋大学リーグ
京都学園大学(10季ぶり5回目の優勝)
<関連リンク>
★京都学園大学硬式野球部公式HP
http://www.kyotogakuen.ac.jp/~o_life/club_circle/kosikiyakyubu/

★中国地区大学リーグ

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中国地区大学リーグ屈指のスラッガー・津留卓也(徳山大)

徳山大学(4季ぶり22回目の優勝)
<関連リンク>
★徳山大学硬式野球部公式HP

http://www2.tokuyama-u.ac.jp/baseball/index.htm

★九州六大学リーグ
福岡大学(3季ぶり44度目の優勝)
<注目選手>
投手 榎田大樹/2年/小林西/179cm83kg/左左
【変化球でサッと追い込めて低めのまっスラで空振り三振奪う。打ちにくい左腕】
投手 川頭秀人/4年/佐賀・小城/181cm77kg/右右
【140キロ後半の剛速球武器に昨秋台頭。消耗していない地肩で勝てる投球を】
投手 白仁田寛和/3年/糸島/186cm80kg/右右
【段階を踏んで育てればプロも望める大器だがなかなかムラッ気が抜けずに】
投手 藤原紘通/4年/長崎南山/177cm76kg/左左
【しなやかな腕の振りから最速143キロと落ちるスライダー。昨年1年の不調の挽回を】
一塁手 川崎成晃/3年/鹿児島商/180cm80kg/右右
【大学のスピードになじんで伸びやかな野球になり昨秋盗塁王と.375と急成長】
遊撃手 児玉剛/3年/川内/179cm75kg/右右
【軸回転が可能になって右肩が落ちずヘッドが出るように。3番らしい強打者に】
<関連リンク>
★福岡大学硬式野球部公式HP

http://fukuoka-university-baseballclub.jp/

★九州地区大学
九州東海大学(3季ぶり30回目の優勝)

◎いよいよ優勝校決定間近のリーグ
★北海道学生リーグ(勝率制)
 現在、東農大生産学部苫小牧駒澤大北海道東海大が勝率.750で並び、函館大が勝率.625でそれを追っています。27日、28日に北海道・苫小牧緑ヶ丘球場で行われる苫小牧駒澤大vs東農大生産学部、函館大vs北海道東海大の勝敗次第となりそうです。

Takaichi
戦国東都で史上初の11連勝を達成した鉄腕・高市俊(青山学院大)

★東都大学リーグ(勝ち点制)
 現在、青山学院大亜細亜大が勝ち点、勝率ともに並んでいます。30日18時から東京・神宮球場にてプレーオフが行われ、勝ったチームが優勝です。
 ちなみに、東都大学リーグは、最下位も駒澤大と立正大が勝ち点、勝率で並び、26日に最下位決定戦が行われました。結果は駒澤大の勝利。さすがの戦国東都でも、優勝決定戦と最下位決定戦が同時に行われたシーズンは初でした。
<東都大学野球連盟公式HP>
http://www.tohto-bbl.com/

★神奈川大学リーグ(勝ち点制)
 関東学院大が勝ち点4の勝率.818で首位。優勝の可能性が残るのは全日程を消化して勝ち点4、勝率.750の横浜商科大のみ。27日に神奈川・関東学院大釜利谷球場で行なわれる関東学院大vs神奈川大の試合で、関東学院大が勝てば優勝、負ければ横浜商科大とのプレーオフが行われます。

★福岡六大学リーグ(勝ち点制)
 現在、全日程を終えている第一経済大が勝ち点4の勝率.750で首位。優勝の可能性が残るのは、勝ち点3の九州産業大九州共立大。27日、28日に福岡・桧原球場で行われる九州産業大vs九州共立大で、九州産業大が連勝で勝ち点を取れば優勝、2勝1敗で勝ち点を取った場合は勝率で第一経済大と並び、プレーオフが行われます。また、九州共立大が連勝で勝ち点を取った場合、九州共立大の優勝が決定。九州共立大が2勝1敗で勝ち点を取った場合は、第一経済大の優勝が決定します。

 といった状況です。
 いよいよ、各連盟から出揃ってきました。来週には残る4リーグの結果、そして組み合わせをお伝えする予定です。

(編集部・大学野球班)

2006-05-25

西山道隆選手・小斉祐輔選手が支配下選手登録!

Nishiyama_9  福岡ソフトバンクホークスの育成選手だった西山道隆投手小斉祐輔選手が24日、支配下選手登録されました。
 西山投手は四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツから、小斉選手は東農大生産学部からそれぞれ育成選手として指名を受け、福岡ソフトバンクホークスに入団しました。しかし、育成選手は2軍の試合には出場できるものの、1軍の試合には出場できません。支配下選手登録をされたことで初めて、西山投手と小斉選手は1軍昇格への道が開けたことになります。

▼四国アイランドリーグから初の支配下登録選手誕生!
 育成選手制度が導入されてから、育成選手が支配化選手登録されるのは初めてのこと。そして、四国アイランドリーグからプロ野球の支配下登録選手が誕生するのも初めてのことです。
 『野球小僧』は、日本初の独立リーグである四国アイランドリーグに設立当初から注目してきました。『野球小僧世界野球選手名鑑2005』には全選手の顔写真入り名鑑を掲載し、『野球小僧世界野球選手名鑑2006』には注目選手名鑑と、全選手の一言コメント入りリストを掲載。今年1月10日に発売された『野球小僧2月号』では「流しのブルペンキャッチャーの旅」で、安倍昌彦氏が高知ファイティングドッグスの高梨篤投手と、今年から徳島インディゴソックスに加入した米澤孝祐投手をキャッチング。もちろん、このブログでも、記事にしてきました。(カテゴリーに四国アイランドリーグがあります!)
 それだけに、このニュースが入ってきた時、『野球小僧』編集部も喜びに包まれました。四国アイランドリーグの現役選手たちにとっても、大きな励みになることでしょう。

Kosai

▼北の大地にも吉報が!
 小斉選手も大学時代は『野球小僧』の「ドラフト候補&有望選手リスト」の常連でした。東農大生産学部は北海道の網走にあるだけに、なかなか生のプレーを見られませんでした。それだけに、大学選手権など全国大会が楽しみでした。力強いバッティングは1試合見ただけで印象に残るほど!
 また、東農大生産学部は、雪深い地にありながら、コンスタントにプロ野球に人材を送り出しています(東農大生産学部→三菱自動車岡崎→東京ヤクルトスワローズの福川将和捕手など)。高校球界では駒大苫小牧高校も大活躍の北海道は今後、要注目地域です!

 2人の育成選手が支配下登録選手となったことで、他球団の育成選手のモチベーションも上がりそうです。また、育成選手出身者が1軍で活躍することによって、この制度が定着、発展していくことも期待できますね。支配下登録に伴って、西山投手が「122」から「94」へ、小斉選手が「121」から「93」へ背番号が変更になりました。背番号が2ケタになっただけで、1軍で活躍する姿がぐっと想像しやすく…なりましたよね?

 2人ともファームでは抜群の好成績を残しているだけに、1軍昇格は近いはず。目指すは1軍定着です!
 頑張れ! 西山道隆投手&小斉祐輔選手!

★ファームレポート~福岡ソフトバンクホークス編~(2006年4月13日)
http://kozo.boxerblog.com/kozo/2006/04/post_4966.html
※編集部員が見に行ったファームの試合でも2人は活躍していました!

<写真>
上・4月30日にナゴヤ球場で行われた中日戦では完封勝利を記録した西山道隆投手
下・小斉祐輔選手は5月23日現在、打率.373でウエスタンリーグの首位打者

(『野球小僧』編集部)

2006-05-24

野球体育博物館でWBC優勝トロフィーが期間限定展示中!

Wbc 皆さん、野球体育博物館に行ったことはありますか? 野球体育博物館は、野球界の発展に大きな貢献をした「野球殿堂入りの人々」すべてのブロンズ製肖像リリーフを飾っているほか、野球の歴史にまつわる資料を数多く収蔵、展示している日本で唯一の野球専門博物館なんです。
 特に図書室には野球に関する書物が5万冊も収蔵されています。誰でも利用可能ですが、『野球小僧』編集部はもちろんのこと、新聞社や出版社の方も調べものがあると訪れるほど充実した図書室です。

 その野球体育博物館で、昨日5月23日からWBC優勝トロフィーと、王貞治監督をはじめ、コーチ・全選手のサインボールが特別展示されています。展示スペースを拡大して、王JAPANが世界一に輝いた時のウイニングボール、優勝メダル、松坂大輔投手のスパイク、イチロー選手のバット、松中信彦選手のバットなども一緒に見られます。
 WBCのロゴマークをモチーフとしてデザインされた純銀製のWBC優勝トロフィーは6月4日(日)までの期間限定展示です。お近くの方はぜひ見に行ってみてください! 高さ63.5センチで意外に迫力がありますよ。

<財団法人 野球体育博物館>

開館時間 10:00~18:00
入館料 大人400円 小・中学生200円
休館日 月曜日
場所 東京ドーム21ゲート右

★財団法人野球体育博物館公式HP
http://www.baseball-museum.or.jp/
※交通アクセスなど詳しくはこちらで!

(野球小僧編集部)

2006-05-23

『野球小僧塾』新講座「安倍昌彦のアマチュア野球観戦講座」開催決定!

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流しのブルペンキャッチャーとしてお馴染みの安倍昌彦氏

 『野球小僧』の「流しのブルペンキャッチャーの旅」でおなじみの安倍昌彦氏「アマチュア野球の見方」をテーマに講座を開催することになりました。アマチュア野球は見方によって、面白さがガラリと変わります。果たして本当にバックネット裏の位置が一番見やすいでしょうか? 注目打者の空振りから何が見えてくるのでしょうか? そのような疑問に答えつつ、安倍氏が長年のアマチュア野球観戦で培ってきた独自のノウハウを皆様に伝授します。 
 

6月3日(土)11時~17時 『安倍昌彦のアマチュア野球観戦講座<お試し版>』

・場所:東京都新宿区高田馬場 白夜書房BSホール
・料金:5000円(昼食付き)
・定員:30名程度
・締め切り:5月26日(金)です。
・内容:安倍昌彦氏が、長年のアマチュア野球観戦によって培ったスカウト的な観戦方法を伝授します。
 試合前のキャッチボール、シートノックにはじまり、投手、打者、走者、守備、それぞれにおいての見方を伝えていきます。どこの位置から見るのがベストなのか? いい選手と悪い選手の見分け方とは…? 
 実際の大学野球や高校野球の映像を見ながら、安倍氏ならではの注目ポイントを講義していきます。
 また、今年のドラフト候補選手の映像(フォーム)を見ながら、各選手の特徴などの解説も行います。

※先着順ですので、お早めにお申し込みください。

<安倍昌彦氏プロフィール>
■安倍昌彦(あべ・まさひこ)
1955(昭和30)年生まれ、宮城県出身。早大学院高~早稲田大。大学2年までは捕手としてプレーし、3、4年時は母校・早大学院高の監督を務める。その後、会社勤務の傍ら、スカウト的観戦を20年以上続けている。現在はフリーライターとして活躍中。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国を駆けめぐり逸材を探している。その確かな目は、プロのスカウトも顔負けの鋭い観察力を持っている。また、『野球小僧』NO.6(2001年秋)から「流しのブルペンキャッチャー」として有望投手たちのボールを受け始める。その数、現在まで50選手を超えている。2003年12月には単行本「流しのブルペンキャッチャーの旅」も発売した。

お申し込み方法につきましては、「野球小僧塾」にご登録されている方にお知らせてさせていただいております。
「野球小僧塾」って何? という方や、登録したいという方はコチラをご覧下さい。(登録方法はリンク先の下の方に書いてあります。また、「野球小僧塾」登録のための料金は一切かかりません)

(「野球小僧塾」事務局・栗山)

2006-05-22

球場カレー界「伝説の男」のレポート!

 3月31日付「球場とカレー」で「中村勝カレー」を紹介したことで火が付いたスカイマークスタジアム内の球場カレー食べ尽くしムーブメント。トリは今や球場カレー界で伝説の人物となっている、大阪ドームに5日間通いつめて球場カレーを食べ尽くしたCRYさんの作品です(CRYさんの過去の作品はコチラ→http://kozo.boxerblog.com/kozo/2005/12/post_61c0_1.html)。
 今回のレポートは1塁側カレー専門店と3塁側売店のカレー。ちなみにレポートはありませんが、なんと「中村勝カレー」も食べてきたそうです。すごい…。
 それでは、「野球界の黄レンジャー」とお呼びしたくなるような、CRYさんの作品をご覧ください。

☆大阪ドーム制覇男・CRYさんの作品

第7食・スカイマークスタジアム番外編・その2 
1塁側外周カレー専門売店「POT CURRY」(兵庫県神戸市須磨区)

Ph011_2品 名:ポットセット(キーマカレー)

採集日:3月3日(オープン戦 オリックス-広島にて)

値 段:900円(税込)

 具 :肉2種類、豆(その他不明)

形 態:おっちゃんが盛って、お姉さんが渡してくれる

備 考:カレー&ナンタイプ。トレー付き

 1塁側の外通路、やや外野寄りに「POT CURRY」はある。ここのカレーは野球場には珍しく、ナンといっしょに食べるようになっている。キーマカレーとチキンカレーがあるが、今日はキーマカレーの「ポットセット」にした。

Ph021  おっちゃんは、バイトの子たちに全ての手順を説明しながら作業する。今日がスカイマークスタジアムの今季最初の試合。もしかして、僕が今年初めての客なのだろうか。品物を渡す最後の段階になって、おっちゃんが慌て始めた。何やらがさごそ探していたが、見つからないらしく、奥のドアから外へ走って行ってしまった。その場に残された僕とバイトのみんな。おっちゃんが何をしに行ったのかもわからず、ただじっと待つしかない。しばらくして、おっちゃんはプラスチックのフォークの束を持ってきてくれた。いかにも今年は今日が初めてというできごとで、こんなところにも球春到来を感じることができた。

 大きな白いナンは、都会的なイメージだったブルーウェーブをしのばせる。それにつけるカレーは、こてこてで個性の強いBuだ。カレーの中の主役である肉は中村紀洋か。ひときわ大きく最高の存在感を示すハーブチキンはもちろん、鶏肉を食べて肉体改造した清原和博。かつては丸いボール状だった付け合わせのポテトはバット形に変更されていて、ここでも守りのチームが攻撃型に生まれ変わることが宣言されている。
 ボリュームがあって、ちょっとおしゃれで、味も文句なし。神戸にはこんな素晴らしいカレーと野球場があるんだぞと、誇りたくなる一品です。

3塁側売店「BallPark Diner」(兵庫県神戸市須磨区)

Ph031_1品 名:DINNERカレー

採集日:3月10日(オープン戦 オリックス-東京ヤクルトにて)

値 段:500円(税込)

 具 :肉(その他不明)

形 態:福神漬けセルフサービス

 「POT CURRY」のカレー&ナンとは違って、こちらは一般的なカレーライス。
 ひと口食べて、そのとろみに感激。すぐに水口選手を想像しました。ファール打ちの名人・水口選手が10球粘ってタイムリーヒット。そんな粘り気のあるおいしさだったのです。ディナー・カレーというよりも、まさに日本の晩ご飯カレー。
 朝ご飯抜きでデーゲームを見に来た僕は、たまらず写真を撮る前にぱくついてしまいました。実際にはもっともっと大盛りです。

<球場カレー情報求む!>
皆さんからのカレー情報をお待ちしております。
上記の記事を参考にして編集部までお送りください(できれば写真も!)。
もちろん「コメント」で気軽に書いていただいても結構です。
また、担当者に食べてきてもらいたいカレーがありましたら、ぜひ教えてください。
kozo@byakuya-net.co.jp
件名:球場とカレー

(編集部・球場とカレー担当)

2006-05-21

谷上史朗レポート ナニワのゴジラ奮闘記-第6回-

 シリーズとして連載中のオリックス・バファローズ岡田貴弘選手レポート。今回は第6回です。
 昨年、高校生ドラフトでオリックス1位指名を受け入団した「ナニワのゴジラ」こと岡田貴弘選手。プロ1年目の奮闘ぶりの模様を、履正社高校の下級生時代から取材し続けてきたライターの谷上史朗氏がお届けします。
 高校時代、その風貌やスケールの大きな打撃がヤンキース松井秀喜選手を彷彿とさせることから「ナニワのゴジラ」という呼び名がついた岡田選手。プロ入り後、どう成長していくのか? 必見のレポートをご覧ください。

依然、好調キープ

Practice_2
頭もサッパリ気持ちも充実の岡田

  前回20日の更新日以降もバッティング好調の岡田。雨にたたられ3試合を流したが、中日(名古屋)、広島(由宇)、ソフトバンク(川内)との3試合でも計13打数5打数とコンスタントにヒットを重ねた。
 その中で17日に由宇で行なわれた試合を観戦。到着したグラウンドではすでにサーパスの練習が始まっており、岡田はティーバッティングの最中。そこでまずは、一塁ベンチ前にいた谷村智啓コーチに話を聞いた。以前も書いたが、谷村コーチはスカウト経験が長く、投手に限らず各選手を観る目が鋭いので岡田に関しても参考になる話をいつも聞かせてくれる。

谷村 なかなかいい感じできてるわ。一時の状態に比べて大化けとまではいかんでも、中化けくらいにはなってきてる。この間の第2号(9日・ソフトバンク戦)も、低目のボールを右手1本で持っていっとった。ああいうのができるようになって打率も上がってきた

 さらにこんな話も加えてくれた。

谷村 名古屋でファーストを守ってた時にファウルフライが飛んできたんやけど、フェンス際まで追ってきて最後にグラブをスッと出してポケットキャッチしよった。ああいうプレーや普段のグラブ捌きをみてても案外器用。守りでの器用さは必ずバッティングでも通じるから、そのいい面が打席でも出てきた感じやね

Runner_1
「若さ」を全面に積極的な走塁も魅せる

 

 その後、左右に打ち分けた"いい感じ"のフリーバッティング、柔らかなグラブさばきでこなしたシートノックを見終えると、間もなくプレイボール。
 広島の先発はかつて巨人に在籍したサンチェを思い出させるフェリシアーノ。
 サーパス戦でも3試合目の先発とあり、球筋も頭に入っていたのだろう。1打席目から積極的に手を出した岡田は2球目の内角ストレートを振り抜いた。
 会心の当たりではなかったが、力負けせず一塁手・浅井樹のグラブの先をゴロでかすめていった打球はライト線へ。ライトの山本芳彦も素早いバックアップでフェンスまでは達しなかったが、迷わず走った岡田は二塁へ滑り込みツーベース!
 すかさずサーパスベンチから「ナイスラン、ゴジー!」の声が飛ぶ好走塁だ。

 ちなみに、バッティングの一方で、最近目立つ"足"について試合後の岡田に聞くと「まだ若いんで」と笑っていた。
 続く2打席目は少し落ちたボールをやや引っ掛け気味にセカンドゴロ。3打席目は再びインコースのストレートを引っ張り、一二塁間を破るヒット。本当にヒットは普通に出る感じになっている。
 4打席目は外のストレートにサードゴロ、この当たりも悪くなかった。コースに逆らわずにバットが出ていた。

スイングの軌道修正

Game_1
由宇での広島戦でもまずまず好調。もう少し打球があがり出せば!?

 試合後、移動のバスへ急ぐ列の中からまず藤井康雄コーチに聞いた。
 前回観戦の9日の試合後に聞いた時には「もうちょっとのところまで来てるよ」と話してくれていたが、今日は僕を見つけるや藤井コーチの方から「よくなってきたよ」とニッコリ。さらにこのところのヒット量産の一因を明かしてくれた。

藤井 10日ほど前からスイング軌道を変えてやってるんですよ。元々バットが少し外から出る感じがあって、それで落ちるボールやインコース低めのスライダーなんかに空振りすることも多かった。だから今、簡単に言えばそこをインサイドアウトの軌道になるようにやってるところ。もちろんまだ段階の1つに過ぎないけど、少しずつ練習の成果も出てきてるよね

 前回少し書いた、アウトステップした形から内側の球を逆方向へ返すティーバッティングなども、その"練習"の一環だ。

 そして、最後にバットとバッグを両手いっぱいに抱えながらバスへと急ぐ岡田を捕まえた。

谷上 今日の感じは?
岡田 かなり良かったですよ
谷上 プロ入り以来、最高に近い状態じゃない?
岡田 そうですね。一番いいくらいの感じです。バットもいい感じで出ていると思うし、打席の中で少し余裕も出てきました

故障には細心の注意を!

 好調を語る岡田に余計なお節介かとも思いながら、ひとつ気になっていたことを伝えた。
 それは、これまで何度か見かけた一塁走者となった時の帰塁の仕方だ。
 実は、岡田は結構な割合で頭から戻る。それだけ大きなリードをとる姿勢は素晴らしいが、そのシーンを見るたび僕の頭には「あれでケガしたらどうするんや」という福本豊さんの口癖が浮かんでいたのだ。

 事実、ようやく本格復帰を果たした浜中治(阪神)の右肩の故障も、一塁帰塁によって起きたアクシデントが始まりだった。岡田と同じ中日のルーキー・平田良介が昨秋のAAA大会で右肩を負傷した最初のきっかけも同じパターン。

 ただ、福本さんもおそらく直接忠告したこともあるはずの赤星憲広(阪神)などは今もしばしば頭から帰っている。
 しかし、赤星の「ウリ」は何より足であり、そこでギリギリの勝負を求められる選手。対して岡田の最大の魅力は当然そのバッティングにある。やはり致命傷となる怪我だけには注意してほしいということだ。

 奇しくも先日、岡田が尊敬する松井秀喜(ヤンキース)が大きなケガをした。
 術後の会見で「僕の中では最善を尽くしたプレー。やり直したとしても同じプレーをしたと思う」と話したように、防げないアクシデントはある。
 ただ、松井が1768試合もの連続出場を続けてこれたのは、防げる事故を防いできたからにほかならない。そんな僕の言葉に岡田は「そうですねぇ…」と黙り込んだ。

Sarpus
現在、サーパスはウエスタンリーグ首位を快走中

 もちろん、最後は自分自身の判断で…となるが、くれぐれも故障には気をつけてもらいたい、という意味を込め、あえて言わせてもらった。
 しかし、そういったところへ目が向くようになったのも、好調なバッティングがあればこそ。今の僕の注目は「いつ打球が上がり始めるか」その一点だけにあるといってもいい。

5月20日現在の岡田貴弘の成績(ファーム)
23試合 92打数22安打 打率.239 2本塁打 8打点 7四死球 21三振

(取材・本文/谷上史朗)

このシリーズは、今後、毎月1日、11日、21日に更新していきます。次回は6月1日です。
 また、5月10日発売の次号『野球小僧6月号』にて、ブログとの連動企画として岡田選手の記事が掲載されています。まだ、ご覧頂いていない方はぜひご一読を!

『野球小僧』CMソング大全<第26回/アンパイア>

 野球に絡む森羅万象を勝手に宣伝してしまおう! というノリではじまった『野球小僧』CMソング大全
 今回は、アンパイア編です。WBCでは何度も物議を醸し、今年は何かと話題のアンパイア。そんなアンパイアをmaruseさんはどのようにアレンジしたのでしょうか?
 みなさんも、maruseさんが誘う異世界のサウンドandイラストを堪能して下さい。

 このコーナーは原則として毎週日曜日に更新していきます。

 今後、どのような作品が登場するのでしょうか? お楽しみに。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

『野球小僧』CMソング大全<第26回/アンパイア>

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 いうまでもなく、野球には様々な人たちが関わっています。そこで今回はちょっと趣向を変えてアンパイアのCMソングを作ってみました。真剣勝負の一瞬のプレーを見極めるのですから、大変に違いありません。人間がやっていることですから、微妙な判定をめぐって大モメにモメることも珍しくありません(先日も、カープのブラウン監督がベースを投げて話題になりましたね)。
 その昔、二出川さんという審判が、判定に抗議に来た監督に「野球規則を見せてくれ」と詰め寄られたことがあったそうです。でも、二出川さん、その日に限っていつも持ち歩いている野球規則を自宅に忘れてきてしまいました。そこで苦し紛れに彼が言った言葉がカッコいい。「私がルールブックだ!」…そう言われては黙って引き下がるしかないかも(笑)。

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Ampire★アンパイア cm_ampire.mp3<0.5MB>をダウンロード
作詞 作曲 編曲 maruse
(制作 speedy & frozen factory)

*アンアンアアン アンアンアンパイヤ
アンアンパイヤ パ パヤパヤ
*くりかえし
求められるよ 正確な判断
さもなきゃ 抗議もされちゃう
目を皿にして見極めるよ
アウト セーフ ストライク ボール(ファウルもね!)
アンアンアアン アンアンアンパイヤ
アンアンパイヤ パ パヤパヤ
パ パヤパヤ!

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<作曲のツボby maruse>
 アンパイアのみなさま、いつも御苦労さまです…という気持ちで作ったら、えらく可愛らしい曲になってしまいました(笑)

◆maruseプロフィール
バイオリニスト・作編曲家・イラストレ-タ-
 バイオリニストとして様々なアーティストのライブやレコーディングに参加。
 同時に作編曲家としてTV CM、ゲームなどの音楽を手掛ける。更にはイラストレーターとして雑誌、ポスター、Tシャツのデザインなどに携わる。

For more info.

http://www007.upp.so-net.ne.jp/marusemania/

(maruse オフィシャルサイト)

http://speedyfrozen.com

(このコーナーの曲の制作をやっている"sppeedy & frozen factory"のサイト)

http://www.yoshmore.com/swanson_records_index.html

(maruseが参加するインディーズレーベル"SWANSON records"の作品集の紹介サイト)

(編集部・音楽班)

2006-05-20

関甲新大学レポート~上武大が3季ぶり7度目の優勝。「古田2世」にも話を聞いてきました!

 前日からの雨が心配された14日、小山市運動公園野球場に関甲新学生リーグを見に行ってきました。「歩いて1時間近くかかる」とのウワサを聞いていた初めての小山市運動公園野球場。小山駅でタクシーを拾って球場に向かいました。
 午前中こそ曇り空が広がっていましたが、午後になると絶好の野球日和に。『野球小僧世界野球選手名鑑2006』のリスト掲載選手も多いハイレベルな関甲新学生リーグのレポートをどうぞ。

Furuya ▼平成国際大打線が爆発!
 1試合目は平成国際大対常磐大。この試合は平成国際大の打線が爆発しました。2点ビハインドで迎えた4回裏に打者一巡の猛攻で8点を奪うと、5回にも連打で5点を追加。結局7回コールドでゲームを決めました。
 この試合、ドラフト候補の平成国際大・川端典義選手(3年)、瑞慶山浩士選手(4年)のバッティングも素晴らしかったのですが、この2人よりも目立っていたのが古屋隆行選手(2年)。東海大甲府高出身の外野手で、右に左に力強い打球を飛ばす左のリードオフマンです。3回に弾丸ライナーのホームランをライトに放り込むと、4回、5回にはレフト前にライナーのヒット。とくに4回の打席では、緩いカーブをじっくり引きつけて反対方向に強いライナーを飛ばしていました。
 そんな古屋選手に試合後、話を聞くと、「心掛けていることはフルスイング。中途半端なバッティングはしたくない。今シーズンはケガで出遅れてしまって…」とのことでした。ケガの影響を感じさせなかったこの日のプレー。これからの活躍に期待です。