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2006-02-23

沖縄キャンプレポート~横浜ベイスターズ編

Ginowan  横浜がキャンプを張る宜野湾市は、那覇市より北に約12キロの場所にあります。中央部には米軍の普天間基地があることでも有名な町です。
 この日(19日)は、宜野湾球場にてチャリティーマッチとして紅白戦が組まれていました。晴天ならば、スタンドから見事に広がる東シナ海の風景が一望できるのですが、この日はあいにくの雨。それでも試合はなんとか決行されるということで、入り口でチャリティー募金箱に募金を入れて、スタンドへ上がって行きました。

▼イニング短縮でベンチはバタバタ
 この日はWBC(ワールドベースボールクラシック)のキャンプインを翌日に控えていたこともあり、金城龍彦、多村仁、相川亮二の日本代表3選手がそろって紅白戦にスタメン出場しました。
 しかし、翌日の新聞紙上を賑わせていた通り、金城選手にちょっとしたアクシデントがありました。本塁でのクロスプレーで交錯し足を痛めたのです。鈍い衝突音を響かせていただけにヒヤリとしましたが、検査の結果は「軽いねん挫」。プレーに支障はないということでホッとしました。
Aikawa  ところでこの試合、はじめは7イニング制の予定だったようなのですが、雨の影響により途中で5回までに短縮されました。それによって、ベンチはちょっとバタバタしていたようです。起用する予定だった選手を十分に使えない状況となり、「紅白のチーム分けは関係なく、とにかく使いたい選手から出してしまえ」ということになったようで、最終的には紅白(実際の色は青と白ですが)入り乱れての、ある意味での「総力戦」状態となってしまっていました。

▼サブマリンで勝負の年を迎える村西投手
 この試合で目についたのが、紅組の4番手で登板した村西哲幸投手です。プロ7年目を迎える右腕ですが、昨年までは1軍での通算登板数わずか6試合と、今季は「がけっぷち」ともいえる勝負の年になります。
 この村西投手、かつて甲子園を沸かせた「本格派」のイメージが強いかと思いますが、実はプロ入り後は腕の出所を徐々に下げてきていました。そして、現在では見事なアンダースローに変貌しているんです。本格的にアンダースローにしたのは昨秋のことのようなのですが、それにしてはフォームにぎこちなさもなく、キレのある球がコーナーをついて三振を奪うなど好投を見せていました。
 腕を下げるにしたがって1軍での登板数も徐々に増えている村西投手。もしかしたら、「サブマリン」こそ彼に一番あった投げ方なのかもしれません。今季の活躍に期待しましょう。

▼意外なところで「阪神OB会」?
 この日の午前中は、同じ宜野湾市内にある沖縄国際大のグラウンドを訪れました。阪神の投手として活躍した中込伸氏が監督を務め、新しく設立されるクラブチーム「サムライ那覇」のトライアウトが行われていたからです。
 プロ野球のキャンプ期間中は、沖縄に多くの野球関係者たちが滞在しています。このトライアウトには、プロ野球キャンプ取材の合間をぬって八木裕、亀山努の両氏がかつてのチームメイトの元を訪れる姿が見られました。3氏がそろった様子は、さながら90年代の「阪神OB会」のよう。意外なところでなつかしい光景が見られ、取材最終日にしてうれしい沖縄キャンプ土産となりました。

<写真>
上・横浜がキャンプを張る宜野湾球場
下・WBCに向けて調整も順調。自然と笑顔も出る相川捕手

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